2025年7月期第2四半期（中間期）決算短信の要約
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日本スキー場開発株式会社の2025年7月期中間決算は、インバウンド需要の回復や国内顧客の増加により過去最高の業績となりました。売上高は49.55億円(前年同期比26.5％増)、営業利益は10.83億円(同54.0％増)と大幅な増収増益を達成。通期予想も上方修正され、株式分割と増配も発表されるなど、好調な業績を背景に積極的な株主還元策を打ち出しています。
主な事業セグメント
日本スキー場開発株式会社の主な事業セグメントは、スキー場事業です。グリーンシーズンには展望テラスの建設や大型遊具施設の導入、キャンプフィールドの展開など、地域の特性を活かした商品開発を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は49.55億円(前年同期比26.5％増)、営業利益は10.83億円(同54.0％増)、経常利益は10.77億円(同53.6％増)、親会社株主に帰属する中間純利益は7.73億円(同58.6％増)となりました。インバウンド需要の回復や国内顧客の増加により、グループスキー場の来場者数が過去最高を更新し、売上高・利益ともに大幅に増加しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比19.7%増の131.54億円となりました。主な要因は、売掛金が12.98億円増加、有形固定資産が15.49億円増加したことです。負債は37.8%増の54.15億円、純資産は9.6%増の77.39億円となりました。自己資本比率は55.5%と前期末から5.2ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは5.17億円の収入(前年同期比70.5%増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは18.06億円の支出(同10.7%減)、財務活動によるキャッシュ・フローは1.45億円の収入(同94.1%減)となりました。設備投資による支出が大きく、現金及び現金同等物の中間期末残高は19.96億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高98.5億円(前期比19.5%増)、営業利益19億円(同22.4%増)、経常利益18.75億円(同20.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益12.8億円(同17.0%増)と、増収増益を見込んでいます。インバウンド需要の回復や国内顧客の増加が継続すると予想されています。
株主還元
2025年7月期の年間配当予想は1株当たり3.5円となっています。なお、2025年4月1日を効力発生日として1株につき3株の株式分割を予定しており、分割前換算では10.5円の配当となります。これは前期の10円から増配となります。
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