2024年12月期 決算短信の要約
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引用元： 2024年12月期 決算短信（PDF）
MRT株式会社の2024年12月期連結業績は、売上収益41.65億円（前年比23.0％減）、営業損失1.19億円を計上し、大幅な減収減益となりました。主力の医療人材サービスも減収となる中、Docquity株式取得などの投資を行い、2025年12月期は売上収益45億円（前年比8.0％増）、営業利益1.5億円を見込んでいます。
主な事業セグメント
MRT株式会社は、医療人材サービス（医師、その他の医療従事者）を主な事業としており、医療情報プラットフォームの提供事業を単一セグメントとして展開しています。また、非常勤・常勤医師紹介を中心とした医療人材サービスとその他のサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2024年12月期の連結業績は、売上収益が41.65億円（前年比23.0％減）、営業損失1.19億円（前年は8.34億円の利益）、税引前当期損失3.32億円（前年は8.57億円の利益）、親会社の所有者に帰属する当期損失3.09億円（前年は5.18億円の利益）となりました。医療人材サービスの売上は30.25億円（前年比4.3％減）、その他サービスは11.4億円（同49.3％減）でした。業績悪化の主な要因は明確に示されていませんが、売上収益の減少が大きく影響していると考えられます。
貸借対照表の変化
資産合計は67.45億円（前年比4.2％増）となり、主にDocquity株式取得により現金及び現金同等物が11.78億円減少した一方、その他の金融資産が17.66億円増加しました。負債合計は21.17億円（前年比20.6％増）で、主にリース負債が3.28億円増加しました。資本合計は46.27億円（前年比1.9％減）となり、第三者割当増資等により資本金及び資本剰余金が2.16億円増加しましたが、当期損失3.09億円の計上により減少しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは5.03億円の獲得（前年は1.93億円の使用）となり、主に法人所得税の還付3.79億円によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは18.43億円の使用（前年比656.6％増）で、主にDocquity株式取得に伴う支出18.7億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは1.61億円の獲得（前年は6.69億円の使用）となり、主に長期借入れによる収入1.75億円と株式発行による収入2.15億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想は、売上収益45億円（前年比8.0％増）、営業利益1.5億円、税引前当期利益1.5億円、親会社の所有者に帰属する当期利益8,000万円を見込んでいます。医師紹介サービスの拡大、自治体・企業向け新サービスの提供、グループ各社のサービス連携強化、ASEAN諸国での事業拡大などを通じて業績回復を目指しています。
株主還元
2024年12月期の年間配当金は0円で、2025年12月期も0円の予想となっています。配当性向や親会社所有者帰属持分配当率は記載されていません。
注意事項
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