2025年3月期 決算短信の要約
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株式会社ジャパンエンジンコーポレーションは、舶用内燃機関事業で大幅な増収増益を達成し、過去最高業績を更新しました。次世代脱炭素燃料エンジンの開発や新工場建設など将来の成長に向けた投資を進めながら、安定配当と増配にも取り組んでいます。今後も海運・造船業界の好況を背景に、持続的な成長が期待されます。
主な事業セグメント
株式会社ジャパンエンジンコーポレーションは、舶用内燃機関及びこれらの付随業務を主な事業としています。主力製品は舶用内燃機関で、修理・部品等のアフターサービス事業も展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
売上高は288.62億円(前年同期比37.6%増)、営業利益は50.9億円(同132.6%増)、経常利益は54.21億円(同54.1%増)、当期純利益は43.26億円(同69.8%増)となりました。舶用内燃機関の売上高が76.8%増加し、修理・部品等も5.3%増加しました。売上高・利益ともに過去最高を2年連続で更新しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比31.8%増の329.6億円となりました。主な要因は、現金及び預金の31.3億円増加、土地の34.62億円増加などです。負債は25.1%増の190.8億円、純資産は42.4%増の138.8億円となりました。自己資本比率は42.1%と、前期末の39.0%から改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは67.5億円の収入(前期は3.91億円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは47.02億円の支出(前期は7.61億円の支出)で、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは10.82億円の収入(前期は3.89億円の収入)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の業績予想は、売上高291.2億円(前期比0.9%増)、営業利益47.6億円(同6.5%減)、経常利益58.5億円(同7.9%増)、当期純利益43.4億円(同0.3%増)を見込んでいます。売上高・利益(経常、当期純利益)は3期連続での過去最高更新を予想しています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は、株式分割後の換算で前期比4円増配の80円/株を予定しています。2026年3月期も同額の80円/株を予想しており、配当性向は15.5%となる見込みです。
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