2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社パイオラックスの2025年3月期第3四半期決算は、売上高479.53億円（前年同期比0.5%減）、営業利益21.91億円（同40.4%減）と減収減益となりました。自動車メーカーの減産影響や労務費上昇が主因です。通期予想は売上高635億円（前期比1.6%減）、営業利益24億円（同49.5%減）と厳しい見通しとなっています。
主な事業セグメント
株式会社パイオラックスの主な事業セグメントは、自動車関連等と医療機器です。自動車関連等セグメントは主力事業で、グローバルに自動車部品を提供しています。医療機器セグメントも展開しており、両事業で多角化を図っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は479.53億円（前年同期比0.5%減）となりました。営業利益は21.91億円（同40.4%減）、経常利益は29.62億円（同39.0%減）、親会社株主に帰属する四半期純利益は18.72億円（同52.0%減）と大幅減益となりました。自動車メーカーの減産や労務費上昇の影響を受け、減収減益となっています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比25.1億円減少し1,189.06億円となりました。主な要因は現金及び預金、受取手形及び売掛金の減少です。負債は3.39億円減少し131.33億円、純資産は21.71億円減少し1,057.73億円となりました。自己資本比率は87.8%と高水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書の詳細な開示はありませんが、現金及び預金が前期末比21.34億円減少し335.18億円となっています。設備投資については、有形固定資産が前期末比8.74億円増加し310.39億円となっており、継続的な設備投資が行われていることがうかがえます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高635億円（前期比1.6%減）、営業利益24億円（同49.5%減）、経常利益34億円（同39.8%減）、親会社株主に帰属する当期純利益22億円（同45.2%減）と減収減益を見込んでいます。第3四半期までの実績を踏まえ、前回予想から変更はありません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金予想は1株当たり92円（中間配当39円、期末配当53円）となっています。前期の年間配当金128円（うち記念配当10円含む）から減配となる見通しです。
注意事項
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