2025年６月期第２四半期（中間期）決算短信の要約
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株式会社オーネックスの2025年6月期中間期決算は、売上高25.27億円(前年同期比2.1％増)、営業利益5,500万円と増収増益となりました。金属熱処理加工事業と運送事業の両セグメントで業績が改善し、特に運送事業のセグメント利益が142.5％増と大きく伸長しています。通期予想は売上高55.01億円、営業利益3.13億円を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社オーネックスの主な事業セグメントは、金属熱処理加工事業と運送事業です。金属熱処理加工事業は主力事業で、自動車部品や産業工作機械関連の熱処理加工を行っています。運送事業は物流サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の業績は、売上高が25.27億円(前年同期比2.1％増)となりました。営業利益は5,500万円(前年同期は1,900万円の損失)、経常利益は6,700万円(前年同期は4,400万円の損失)と黒字転換しました。しかし、親会社株主に帰属する中間純損失は40万円(前年同期は2.25億円の利益)となりました。金属熱処理加工事業では産業工作機械関連の受注増加が寄与し、運送事業も増収増益となりました。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比0.5％減の88.43億円となりました。主な変動は、現金及び預金が2.23億円増加した一方、機械装置及び運搬具が7,200万円、電子記録債権が5,400万円、受取手形及び売掛金が5,100万円減少したことです。負債は0.2％増の36.16億円、純資産は0.9％減の52.26億円となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、貸借対照表の変動から、営業活動によるキャッシュフローは売上債権の減少などにより改善したと推測されます。投資活動によるキャッシュフローは、固定資産の取得による支出があったと考えられます。財務活動によるキャッシュフローは、短期借入金の減少1.07億円、長期借入金の増加5,300万円などがありました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年6月期の通期連結業績予想は、売上高55.01億円(前期比10.8％増)、営業利益3.13億円(同459.3％増)、経常利益3.12億円(同644.3％増)、親会社株主に帰属する当期純利益2.91億円を見込んでいます。前回公表された業績予想からの変更はありません。
株主還元
2025年6月期の配当予想は、期末配当金を1株当たり20円としています。これは前期と同額の配当維持となります。
注意事項
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