2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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株式会社コロナの第3四半期決算では、売上高が691.25億円(前年同期比2.6％増)と増収となりましたが、原材料価格高騰や物流費上昇の影響により、営業利益23.32億円(同5.7％減)、経常利益26.38億円(同6.5％減)と減益となりました。空調・家電機器や住宅設備機器の好調が全体をけん引しています。
主な事業セグメント
株式会社コロナは、暖房機器、空調・家電機器、住宅設備機器を主な事業セグメントとする住宅関連機器の製造・販売会社です。エコキュートやヒートポンプ式温水床暖房システムなど、環境に配慮した製品の開発・販売に注力しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は691.25億円(前年同期比2.6％増)となりました。暖房機器の売上高は213.08億円(同12.6％減)と減少しましたが、空調・家電機器は132.98億円(同13.8％増)、住宅設備機器は297.33億円(同12.7％増)と増加しました。一方、利益面では原材料価格高騰や物流費上昇の影響により、営業利益23.32億円(同5.7％減)、経常利益26.38億円(同6.5％減)、親会社株主に帰属する四半期純利益18.82億円(同8.0％減)と減益となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は1,062.6億円(前期末比2.9％増)となりました。主な変動として、受取手形、売掛金及び契約資産が105.22億円増加し、商品及び製品が39.06億円減少しました。負債合計は298.46億円(同6.2％増)となり、支払手形及び買掛金が9.33億円減少した一方、未払法人税等が6.17億円増加しました。純資産合計は764.13億円(同1.6％増)となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前期末比13.33億円減少し45.51億円となりました。これは主に売上債権の増加によるものです。また、有価証券(主に譲渡性預金)が38.99億円減少しています。投資活動では、投資有価証券が8.42億円増加しており、主に債券の購入によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高850億円(前期比3.6％増)、営業利益13億円(同4.1％減)、経常利益16億円(同9.5％減)、親会社株主に帰属する当期純利益12億円(同8.2％減)を見込んでいます。前回公表からの修正はありません。
株主還元
配当金については、第2四半期末に1株当たり14円が支払われました。期末配当予想は1株当たり14円で、年間配当金は前期と同額の28円が予定されています。
注意事項
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