2025年６月期 第３四半期決算短信の要約
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シンポ株式会社の第3四半期決算は、売上高56.17億円（前年同期比1.9％増）、営業利益7.85億円（同5.5％減）と増収減益となりました。国内の焼肉業界向け製品販売は減少しましたが、内装工事やアフターサービス、海外向け販売が好調でした。通期予想は増収増益を見込んでおり、年間配当は前期同様40円を予定しています。
主な事業セグメント
シンポ株式会社は、無煙ロースターの製造販売及びその附帯工事を主な事業としています。国内の焼肉業界向けに製品販売や内装工事、アフターサービスを提供するほか、海外マーケットにも積極的に展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期連結累計期間の業績は、売上高56.17億円（前年同期比1.9％増）、営業利益7.85億円（同5.5％減）、経常利益7.94億円（同5.0％減）、親会社株主に帰属する四半期純利益4.8億円（同11.1％減）となりました。国内では焼肉業界の厳しい状況を受け製品販売が減収となりましたが、内装工事やアフターサービスが堅調に推移しました。海外では北米やアジア向けの製品売上が増収となり、全体として増収減益となっています。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末比8.4％増の89.9億円となりました。主な要因は、現金及び預金が6.8億円減少した一方、名古屋アミ洗浄工場の建設に伴いその他有形固定資産が14.04億円増加したことです。負債合計は45.2％増の21.91億円となり、主に長期借入金の4.28億円増加によるものです。純資産合計は0.2％増の67.99億円となりました。
キャッシュフローの変化
四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は8,678.6万円（前年同期9,381.9万円）となっています。現金及び預金は前連結会計年度末から6.8億円減少し26.52億円となりました。これは主に名古屋アミ洗浄工場の建設投資によるものと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年6月期の通期連結業績予想は、売上高75億円（前期比4.0％増）、営業利益12億円（同18.2％増）、経常利益12.12億円（同18.5％増）、親会社株主に帰属する当期純利益8.16億円（同23.4％増）と増収増益を見込んでいます。この予想に変更はありません。
株主還元
2025年6月期の年間配当金は1株当たり40円を予定しており、前期と同額となっています。第2四半期末の配当は実施せず、期末配当のみとなる見込みです。
注意事項
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