2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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日本伸銅株式会社の当第３四半期累計期間は、販売数量が減少したものの、銅相場高騰により売上高が11.5％増の194億7,400万円、営業利益が53.1％増の14億1,000万円と大幅増収増益となりました。通期予想も上方修正され、引き続き好調な業績が見込まれています。
主な事業セグメント
日本伸銅株式会社は伸銅品関連事業の単一セグメントです。主力製品は伸銅品で、他に伸銅加工品、その他の金属材料も扱っています。伸銅品が売上高の大部分を占めています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期累計期間の経営成績は、販売数量が14,813トン（前年同期比3.7％減少）となりました。しかし、銅相場が高値圏で推移したため、売上高は194億7,400万円（同11.5％増加）、営業利益は14億1,000万円（同53.1％増加）となりました。経常利益は10億9,600万円（同35.9％増加）、四半期純利益は7億5,200万円（同35.4％増加）と大幅に増加しています。
貸借対照表の変化
資産合計は165億6,600万円となり、前事業年度末に比べ15億9,300万円増加しました。主に電子記録債権が6億6,300万円、棚卸資産が4億8,900万円増加したことによります。負債合計は48億9,000万円となり、8億4,500万円増加しました。主に短期借入金が4億8,000万円、支払手形及び買掛金が3億6,500万円増加したためです。純資産合計は116億7,600万円となり、7億4,800万円増加しました。自己資本比率は70.5％（前事業年度末は73.0％）となりました。
キャッシュフローの変化
当第３四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。ただし、減価償却費は8,700万円（前年同期は1.02億円）となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期通期の業績予想が修正されました。売上高260億円（前期比11.4％増）、営業利益17億円（同41.6％増）、経常利益14億2,000万円（同77.3％増）、当期純利益9億8,000万円（同76.4％増）を見込んでいます。詳細は別途公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
株主還元
配当金の総額や次期配当予想についての具体的な記載はありませんが、2025年3月期の年間配当金は15円（前期実績10円）を予定しています。
注意事項
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