2025年3月期 決算短信の要約
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株式会社サンユウの2025年3月期連結業績は、販売数量減少にもかかわらず製品価格改定により増収増益を達成しました。売上高244.44億円(前期比1.8%増)、営業利益6.68億円(同12.2%増)、経常利益7.25億円(同11.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4.5億円(同16.6%増)と、全ての利益指標で二桁成長を実現しています。
主な事業セグメント
株式会社サンユウは、みがき棒鋼及び冷間圧造用鋼線の製造・販売を主な事業としています。主要な事業セグメントは、みがき棒鋼部門と冷間圧造用鋼線部門の2つです。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高244.44億円(前期比1.8%増)、営業利益6.68億円(同12.2%増)、経常利益7.25億円(同11.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4.5億円(同16.6%増)と増収増益となりました。販売数量は5%減少したものの、鋼材値上げと加工賃値上げによる製品販売価格の改定により増収を達成しました。
貸借対照表の変化
総資産は192.96億円(前期末比1.2%減)となりました。主な変動として、現金及び預金が2.1億円増加、商品及び製品が1.41億円増加した一方、受取手形が2.96億円減少、電子記録債権が2.86億円減少しました。負債は87.49億円(同6.2%減)、純資産は105.46億円(同3.3%増)となり、自己資本比率は51.1%(前期末48.2%)に上昇しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは14.17億円の収入(前期比37.2%増)となりました。主な要因は税金等調整前当期純利益7.25億円、売上債権の減少5.11億円、減価償却費4.49億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは5.22億円の支出(同55.7%増)、財務活動によるキャッシュ・フローは6.84億円の支出(同71.5%増)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高270億円(前期比10.5%増)、営業利益6.4億円(同4.3%減)、経常利益6.8億円(同6.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益4.1億円(同9.1%減)を見込んでいます。ただし、米国トランプ政権の関税政策による影響を考慮していないため、今後修正される可能性があります。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は22円(前期19円)、配当金総額は1.32億円(前期1.14億円)となる予定です。2026年3月期の1株当たり配当金予想は20円となっています。
注意事項
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