2025年12月期 第1四半期決算短信の要約
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ナイル株式会社の2025年12月期第1四半期は、売上高15.1億円、営業損失2,200万円を計上しました。ホリゾンタルDX事業と自動車産業DX事業の両セグメントで売上高が伸長し、費用の最適化も進めた結果、3月には単月黒字を達成。通期では売上高59.3億円～64.8億円を予想しており、成長路線を維持しています。
主な事業セグメント
ナイル株式会社は、ホリゾンタルDX事業と自動車産業DX事業を主な事業セグメントとしています。ホリゾンタルDX事業ではDXやデジタルマーケティングのコンサルティングを、自動車産業DX事業では個人向け月額定額制のマイカーサブスクリプションサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高15.1億円、営業損失2,200万円、経常損失3,100万円、親会社株主に帰属する四半期純損失3,000万円となりました。ホリゾンタルDX事業では既存顧客からの継続的な受注により売上高が堅調に推移し、自動車産業DX事業では既存顧客からの月額収益の積み上げに加え、M&Aの効果により大幅な増収を実現しました。全事業を通じて、売上高の伸長及び費用の最適化により、2025年3月には単月黒字を達成しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比9.9%増の32.02億円となりました。主な増加要因は、売掛金及び契約資産の22.6%増、商品の37.1%増です。負債は前連結会計年度末比13.7%増の26.39億円となり、主に長期借入金が35.3%増加しました。純資産は前連結会計年度末比4.7%減の5.62億円となりました。
キャッシュフローの変化
当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前連結会計年度末比5.3%増の13.52億円となっています。短期借入金が1.25億円減少する一方、長期借入金が4.01億円増加しており、資金調達の長期化が進んでいます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想は、売上高59.3億円～64.8億円（前期比8.5%～18.5%増）、営業利益△2.55億円～5,000万円、経常利益△2.85億円～2,500万円、親会社株主に帰属する当期純利益△3億円～1,000万円と、レンジ形式で開示されています。前回公表からの変更はありません。
株主還元
2025年12月期の配当予想は、第2四半期末0円、期末0円の年間0円となっています。前期実績も年間0円であり、配当予想に変更はありません。
注意事項
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