2025年５月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社アイデミーの2025年5月期第3四半期決算は、売上高15.76億円(前年同期比0.8%減)、営業利益5,300万円(同79.7%減)と減収減益となりました。M&Aによる子会社化や先行投資の影響で利益が大幅に減少しています。通期予想は売上高19.3億円(前期比8.9%減)、営業利益△1.1億円と厳しい見通しとなっており、業績回復に向けた取り組みが注目されます。
主な事業セグメント
株式会社アイデミーは、AIやDX関連のプロダクト・ソリューション事業を展開しています。主に法人向けのAI/DXプロダクト、AI/DXソリューション、個人向けのAI/DXリスキリングサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は15.76億円(前年同期比0.8%減)となりました。AI/DXソリューション事業で子会社化による増収効果があったものの、既存案件の大型化が進まず、AI/DXプロダクト事業でエンタープライズ企業向け教育が一巡した影響などにより減収となりました。利益面では、のれん償却費や株式取得関連費用の計上、マーケティングイベント開催、人材採用などの先行投資により、営業利益は5,300万円(同79.7%減)、経常利益は5,400万円(同79.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は0円(同100.0%減)と大幅減益となりました。
貸借対照表の変化
当第3四半期連結会計期間末の総資産は19.9億円(前期末比2.9%減)となりました。主な変動は、現金及び預金の減少、売掛金及び契約資産の増加、のれんの増加です。負債は7.42億円(同14.5%減)となり、前受金や未払金が減少しました。純資産は12.48億円(同5.6%増)となり、非支配株主持分が増加しました。自己資本比率は59.1%(前期末57.1%)に上昇しています。
キャッシュフローの変化
当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費(のれんを除く無形固定資産の償却費を含む)は3,700万円、のれん償却額は2,000万円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年5月期通期の連結業績予想は、売上高19.3億円(前期比8.9%減)、営業利益△1.1億円、経常利益△1.1億円、親会社株主に帰属する当期純利益△1.5億円となっています。第3四半期より株式会社トゥーアールを連結子会社化しましたが、通期業績への影響は軽微とされています。
株主還元
2025年5月期の配当予想は、期末配当金0円、年間配当金0円となっています。前期実績も期末配当金0円、年間配当金0円でした。
注意事項
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