2027年3月期 第1四半期決算短信の要約
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2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比17.5%増の871億円と増収となった一方、国内鉄鋼事業での売買価格差縮小が響き、営業利益は20.9%減の34億円、最終利益は28.8%減の19億円と減益となりました。通期予想も下方修正され、年間配当も前期比20円減の70円が予定されています。
主な事業セグメント
共英製鋼株式会社の主な事業セグメントは、国内鉄鋼事業、海外鉄鋼事業(ベトナム・北米)、環境リサイクル事業、その他(港湾・鋳物事業等)です。電炉を用いた鉄鋼製品の製造・販売を国内外で展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年3月期第1四半期の連結売上高は前年同期比17.5%増の871億円となりましたが、利益面は大幅に悪化しました。営業利益は前年同期比20.9%減の34億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は28.8%減の19億円にとどまりました。国内鉄鋼事業では鉄スクラップ価格の上昇により売買価格差が縮小し、営業利益が前年同期比92.7%減の3億円と急落しました。一方、海外鉄鋼事業はベトナムの旺盛な需要を背景に売上高が36.3%増の529億円、営業利益は前年同期比435.5%増の32億円と大幅増益となり、全体を下支えしました。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比1.2%減の3,687億円となりました。流動負債は4.6%減少し、1年内償還予定の社債100億円が消滅したことが主因です。純資産は0.2%増の2,193億円となり、自己資本比率は56.7%から57.3%へ改善しました。
キャッシュフローの変化
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。なお、減価償却費は前年同期の20.5億円から当期は21.44億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期通期の業績予想は、売上高3,620億円(前期比14.9%増)、営業利益155億円(前期比8.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益84億円(前期比14.8%減)と修正されました。前回予想から営業利益を5億円、当期純利益を6億円それぞれ下方修正しており、国内鉄鋼事業の売買価格差縮小やエネルギーコスト増が主因です。第2四半期累計の営業利益予想も前回比7.1%減の65億円に引き下げられています。
株主還元
2027年3月期の年間配当予想は1株当たり70円(中間30円・期末40円)で、前期の90円から20円の減配となる見通しです。直近公表予想からの修正はありません。
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