ダントーホールディングス(株)の決算情報

ダントーホールディングス株式会社の主な事業セグメントは、建設用陶磁器等事業、不動産事業、発電機事業、再生可能エネルギー事業です。タイル製造販売を中心に、不動産アセットマネジメント、発電機販売、再生可能エネルギー事業を展開しています。

2025年12月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比13.3%減の14億700万円となりました。営業損失は3千300万円（前年同期は1億600万円の損失）、経常損失は2千500万円（同1億2千800万円の損失）と改善しました。一方、固定資産売却益3億7千900万円等の特別利益により、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億2千400万円（前年同期比198.3%増）と大幅増益となりました。

総資産は前期末比0.2%減の106億7千200万円となりました。主な変動として、現金及び預金が3億700万円増加した一方、投資有価証券が2億3千400万円、未収入金が1億4千100万円減少しました。負債は前期末比3.4%減の22億3千万円、純資産は前期末比0.7%増の84億4千100万円となりました。

キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前期末比3億700万円増加し6億6千700万円となっています。これは主に固定資産の売却による収入があったためと推測されます。一方で、投資有価証券の減少や未収入金の減少も見られ、営業活動や投資活動によるキャッシュ・フローに影響を与えたと考えられます。

2025年12月期通期の連結業績予想は、売上高79億円（前期比48.6%増）、営業損失2千万円、経常損失2千万円、親会社株主に帰属する当期純利益10億2千万円（同292.0%増）と修正されました。第2四半期累計期間の予想も売上高29億円（前年同期比5.2%増）、親会社株主に帰属する四半期純利益11億8千万円（同222.2%増）と上方修正されています。

2025年12月期の配当予想は、第2四半期末0円、期末0円の年間配当金0円となっています。前期実績も年間配当金0円であり、配当方針に変更はありません。