2025年12月期決算短信の要約
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東海カーボン株式会社の2025年12月期連結業績は、売上高3,229億円(前期比7.8%減)、営業利益258億円(同33.3%増)と減収増益となりました。構造改革やコスト削減効果により、純利益は200億円の黒字に転換。自己資本比率は47.9%に改善し、財務体質の強化が進んでいます。今後は長期ビジョン「Vision 2030」の実現に向けた取り組みが注目されます。
主な事業セグメント
東海カーボン株式会社の主な事業セグメントは、カーボンブラック事業、ファインカーボン事業、スメルティング&ライニング事業、黒鉛電極事業、工業炉及び関連製品事業です。その他に摩擦材事業、負極材事業、不動産賃貸等も展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年12月期の連結業績は、売上高が前期比7.8%減の3,229億6千万円となりました。一方、営業利益は前期比33.3%増の258億5千万円、経常利益は前期比16.5%増の263億1千200万円と減収増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は200億7千800万円(前期は564億8千500万円の純損失)と黒字転換しました。カーボンブラック事業の減収や黒鉛電極事業の構造改革が業績に影響しましたが、スメルティング&ライニング事業の黒字化や全社的なコスト削減が増益に寄与しました。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が前期末比3.2%増の6,640億3千300万円となりました。負債は前期末比2.4%減の3,111億8千700万円、純資産は前期末比8.7%増の3,528億4千600万円となりました。自己資本比率は前期末比3.0ポイント増の47.9%に改善しています。有形固定資産の増加が目立ち、設備投資の拡大が見られます。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは558億7千200万円の収入(前期比85億9千800万円減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは510億5千200万円の支出(前期比197億2千500万円減)で、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは76億8千900万円の支出(前期は94億1千万円の収入)となり、コマーシャル・ペーパーの償還や配当金の支払いが主な要因です。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年12月期の連結業績予想は、売上高が前期比7.4%増の3,467億円、営業利益が前期比0.6%増の260億円、経常利益が前期比8.8%減の240億円、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比47.2%減の106億円を見込んでいます。増収を予想する一方で、利益面では減益を見込んでおり、特に純利益の大幅な減少が予想されています。
株主還元
2025年12月期の配当金総額は64億500万円で、1株当たり年間配当金は30円(中間15円、期末15円)となりました。2026年12月期の配当予想も1株当たり年間30円(中間15円、期末15円)を維持する方針です。
注意事項
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