2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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株式会社ベルテクスコーポレーションの2025年3月期第3四半期決算は、売上高283.74億円(前年同期比7.2%増)、営業利益43.22億円(同8.1%増)と増収増益となりました。コンクリート事業とパイル事業が好調で、全体の業績を牽引しています。自己資本比率も66.4%に上昇し、財務体質の強化が進んでいます。
主な事業セグメント
株式会社ベルテクスコーポレーションの主な事業セグメントは、コンクリート事業、パイル事業、斜面防災事業です。その他にセラミックス事業、油圧関連事業、賃貸事業、システム開発事業等も展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高283.74億円(前年同期比7.2%増)、営業利益43.22億円(同8.1%増)、経常利益44.57億円(同8.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益30.05億円(同17.6%増)となりました。コンクリート事業は大型案件が寄与し増収増益、パイル事業は新規案件の進捗と価格転嫁により大幅増収増益となりました。一方、斜面防災事業は案件発注の遅れにより減収減益となっています。
貸借対照表の変化
当第3四半期連結会計期間末の総資産は518.69億円(前期末比1.55億円減)となりました。流動資産は337.25億円(同9.22億円増)、固定資産は181.43億円(同10.78億円減)となっています。負債合計は172.08億円(同9.56億円減)、純資産は346.6億円(同8億円増)となり、自己資本比率は66.4%(前期末比1.8%増)に上昇しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フローの詳細な記載はありませんが、貸借対照表の変動から、営業活動によるキャッシュ・フローはプラス、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローはマイナスであったと推測されます。現金及び預金は146.23億円(前期末比7.01億円増)となっており、全体としてキャッシュポジションは改善しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の連結業績予想は、売上高400億円(前期比8.6%増)、営業利益60億円(同4.8%増)、経常利益62億円(同6.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益40.5億円(同8.6%増)を見込んでいます。第3四半期までの進捗と足元の受注状況を踏まえ、期初予想を据え置いています。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金予想は50円となっています。前期実績の40円から10円の増配が予定されています。
注意事項
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