2025年３月期決算短信の要約
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日本ヒューム株式会社の2025年3月期連結業績は、売上高370億6,400万円(前期比9.9%増)、営業利益20億2,200万円(同46.3%増)と大幅な増収増益を達成しました。下水道関連事業の伸長や利益率改善が寄与し、自己資本比率は74.4%に上昇。次期も増収増益を見込み、創立100周年を記念した増配も予定されています。
主な事業セグメント
日本ヒューム株式会社の主な事業セグメントは、基礎事業、下水道関連事業、太陽光発電・不動産事業です。基礎事業ではコンクリートパイルの製造・販売や杭打工事、下水道関連事業ではヒューム管やセグメントの製造・販売、管渠更生工事などを行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が370億6,400万円(前期比9.9%増)、営業利益が20億2,200万円(同46.3%増)、経常利益が30億4,900万円(同27.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が30億4,500万円(同59.2%増)と大幅な増収増益となりました。基礎事業や下水道関連事業での売上増加や利益率改善が寄与し、特に下水道関連事業の営業利益は52.1%増加しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比48億3,800万円減少し572億4,000万円となりました。主な要因は、受取手形、売掛金及び契約資産が28億9,500万円、現金及び預金が16億4,200万円それぞれ減少したことです。負債は63億2,100万円減少し141億5,700万円、純資産は14億8,300万円増加し430億8,300万円となりました。自己資本比率は74.4%に上昇しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは8億9,700万円の収入(前期比18億7,700万円減)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益38億3,200万円、売上債権及び契約資産の減少36億4,300万円、仕入債務の減少59億4,800万円などです。投資活動によるキャッシュ・フローは3,600万円の収入、財務活動によるキャッシュ・フローは25億3,400万円の支出となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高400億円(前期比7.9%増)、営業利益22億円(同8.8%増)、経常利益30億5,000万円(同0.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益22億7,000万円(同25.5%減)を見込んでいます。中期経営計画「23-27計画R」の最終年度目標を前倒しで達成すべく取り組む方針です。
株主還元
当期の年間配当金は38円(中間19円、期末19円)を予定しており、創立100周年を記念して1株当たり6円の記念配当を含んでいます。次期の年間配当金は当期より6円増配の44円を予定しています。
注意事項
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