2026年6月期 決算短信の要約
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2026年6月期は、M&Aによる連結範囲の拡大を背景に売上高が前期比44.7%増の58億円と大幅増収を達成しました。ただし、のれん償却や子会社取得関連費用の増加により営業利益は前期比45.4%減の9億円と落ち込みました。一方、繰延税金資産の計上等により最終利益は前期比138.8%増の15億円となっています。
主な事業セグメント
株式会社Arentの主な事業セグメントは「DX事業」と「プロダクト事業」の2つです。DX事業はDX関連のコンサルティング・ソフトウェア開発を行い、プロダクト事業は自社グループが保有するDX関連ソフトウェアの商品化・販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2026年6月期の連結業績は増収となりました。売上高は前期比44.7%増の58億円となり、M&Aによる子会社化(スタッグ、建設ドットウェブ、アサクラソフト、レッツの4社)がプロダクト事業の拡大に寄与しました。一方、営業利益は前期比45.4%減の9億円と大幅に減少しており、子会社株式取得関連費用やのれん償却額の増加が主因です。経常利益は前期比8.0%増の9億円と小幅増にとどまりましたが、PlantStreamの吸収合併に伴う繰越欠損金引継ぎによる繰延税金資産の計上等により、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比138.8%増の15億円と大幅増益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比74.6%増の106億円となりました。のれんが前期末比202.3%増の25億円、繰延税金資産が前期末比1,137.0%増の11億円と大幅に増加しています。負債合計は前期末比162.3%増の34億円で、契約負債が前期末比322.1%増の19億円と急増しました。純資産は前期末比51.1%増の73億円となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは6億円の収入となり、前期の8億円から減少しました。投資活動によるキャッシュ・フローは1億円の収入となり、前期の8億円の支出から改善しました。財務活動によるキャッシュ・フローは5億円の支出となり、主に自己株式取得(約4億円)によるものです。現金及び現金同等物の期末残高は41億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年6月期の通期連結業績予想は、売上高が前期比45.2%増の85億円、営業利益が前期比84.9%増の17億円、経常利益が前期比81.7%増の17億円と大幅な増収増益が見込まれています。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比33.0%減の10億円と減少する見通しで、当期に計上した繰延税金資産の特殊要因がなくなり通常の税負担率に戻ることが主因とされています。
株主還元
2026年6月期の年間配当金は0円となっています。2027年6月期の配当予想も0円が予定されており、現時点では配当による株主還元は行われない方針です。なお、当期は自己株式の取得(約4億円)が実施されました。
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