2027年3月期 第1四半期決算短信の要約
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有沢製作所の2027年3月期第1四半期は、AI・半導体需要の拡大を背景に電子材料が牽引し、売上高は前年同期比25.3%増の158億円、営業利益は30.8%増の11億円と大幅な増収増益を達成しました。通期業績予想も上方修正され、配当予想も増額されています。
主な事業セグメント
有沢製作所の主な事業セグメントは、電子材料(フレキシブルプリント配線板用材料・ガラスクロス等)、産業用構造材料(航空機用ハニカムパネル等)、電気絶縁材料、ディスプレイ材料の4セグメントです。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)の業績は全面的に改善しました。売上高は前年同期比25.3%増の158億円、営業利益は30.8%増の11億円、経常利益は41.7%増の13億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は25.1%増の9億円となりました。スマートフォンやAIサーバー向け半導体需要の拡大を背景に電子材料が牽引し、航空機用ハニカムパネルも好調でした。一方、産業用構造材料は品種構成の変化と一時的な販管費増加によりセグメント利益が大幅に減少しており、注意が必要です。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比4.9%増の849億円となりました。長期借入金が前期末比約2.2倍の66億円に増加し、負債合計は前期末比16.4%増の353億円となっています。純資産は前期末比2.1%減の496億円、自己資本比率は62.5%から58.4%へ低下しました。
キャッシュフローの変化
当第1四半期連結累計期間に係るキャッシュ・フロー計算書は作成されていないため、詳細な分析はできません。なお、減価償却費は前年同期の5億3,200万円から6億4,900万円へ増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比13.7%増の642億円、営業利益が12.0%増の65億円、経常利益が3.9%増の64億円、親会社株主に帰属する当期純利益は9.9%減の45億円と予想されています。第2四半期累計では売上高24.0%増の329億円、営業利益26.3%増の31億円が見込まれています。なお、今回の第1四半期決算発表に合わせて業績予想が上方修正されています。
株主還元
2027年3月期の年間配当予想は、中間配当55円・期末配当55円の合計110円となっています。これは従来予想(中間49円・期末49円・合計98円)から12円の増額修正であり、前期実績の122円と比較すると12円の減配となる見込みです。
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