2025年12月期 第１四半期決算短信の要約
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ブリヂストンの2025年第1四半期決算は、売上収益が1兆581億円（前年同期比0.6%減）、調整後営業利益が1,114億円（同7.3%減）となりました。米州セグメントの減収や事業・工場再編費用の増加が影響し、営業利益は888億円（同24.6%減）と大幅減益となりました。通期予想は売上減少も調整後営業利益増を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社ブリヂストンの主な事業セグメントは、「日本」「アジア・大洋州・インド・中国」「米州」「欧州・中近東・アフリカ」の4つです。これらのセグメントでプレミアムタイヤ事業、ソリューション事業、化工品・多角化事業等を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年第1四半期の連結業績は、売上収益が前年同期比0.6%減の1兆581億円となりました。調整後営業利益は前年同期比7.3%減の1,114億円、営業利益は24.6%減の888億円と減益となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は12.4%減の759億円となっています。売上収益の減少は主に米州セグメントの減収が影響し、営業利益の減少は事業・工場再編費用の増加が主な要因と考えられます。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比5.7%減の5兆3,963億円となりました。主な変動として、現金及び現金同等物が16.3%減、営業債権及びその他の債権が6.7%減少しています。負債合計は7.5%減の1兆7,926億円、資本合計は4.8%減の3兆6,037億円となりました。親会社所有者帰属持分比率は65.8%と、前期末から0.6ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1,699億円の収入となり、前年同期比32.1%増加しました。投資活動によるキャッシュ・フローは786億円の支出で、前年同期比19.5%減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローは1,686億円の支出となり、前年同期比47.4%増加しました。これらの結果、現金及び現金同等物の四半期末残高は前年同期比10.6%減の5,917億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期連結業績予想は、売上収益が前期比2.3%減の4兆3,300億円、調整後営業利益が4.5%増の5,050億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が11.2%減の2,530億円と予想されています。基本的1株当たり当期利益は385.24円を見込んでいます。この予想は直近に公表されたものから修正はありません。
株主還元
2025年12月期の年間配当金予想は、前期から20円増配の1株当たり230円（中間115円、期末115円）となっています。これは前期実績の210円（中間105円、期末105円）から増配を予定していることを示しています。
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