2025年12月期 第２四半期（中間期）決算短信の要約
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横浜ゴムの2025年12月期中間期は、タイヤ事業を中心に増収となりましたが、営業利益と親会社株主に帰属する中間利益は減益となりました。売上収益は5,792億円(前年同期比10.3%増)、事業利益は621億円(同13.8%増)と伸長しましたが、営業利益は549億円(同2.5%減)、中間利益は355億円(同23.7%減)となりました。通期予想は上方修正され、増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
横浜ゴム株式会社の主な事業セグメントは、タイヤ事業とMB(マルチプル・ビジネス)事業です。タイヤ事業では各種タイヤやホイールを、MB事業ではコンベヤベルトやホース、航空部品などを製造・販売しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の連結売上収益は5,792億100万円(前年同期比10.3%増)、連結事業利益は621億1,900万円(同13.8%増)となりました。タイヤセグメントの売上収益は5,235億5,600万円(同11.5%増)で全体の90.4%を占めています。新車用タイヤは国内外で好調でした。市販用タイヤも国内外で増収となりました。OHT事業の買収効果もありました。一方、営業利益は548億5,800万円(同2.5%減)、親会社の所有者に帰属する中間利益は355億3,500万円(同23.7%減)と減益となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比1,080億3,300万円増の1兆8,435億7,700万円となりました。主に有形固定資産、無形資産、棚卸資産が増加しました。負債合計は1,337億3,900万円増の9,652億7,100万円で、主に有利子負債が増加しました。資本合計は257億600万円減の8,783億700万円となり、為替変動の影響でその他の資本の構成要素が減少しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは252億7,300万円の収入となりました。投資活動では1,903億4,600万円の支出となり、主にGoodyear社のOTR事業買収に伴う支出がありました。財務活動では1,397億1,200万円の収入となり、主に長期借入れによる収入がありました。この結果、現金及び現金同等物の中間期末残高は960億1,400万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期通期の連結業績予想を上方修正しています。売上収益は1兆2,350億円(前期比12.8%増)、事業利益は1,530億円(同13.9%増)、営業利益は1,405億円(同17.9%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は880億円(同17.5%増)を見込んでいます。
株主還元
当中間期の配当金は1株当たり48円となりました。期末配当予想は64円に増配修正され、年間配当は112円となる見込みです。
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