2025年２月期 決算短信の要約
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株式会社セレコーポレーションは、賃貸住宅事業を中心に増収増益を達成し、特に営業利益が23.2％増加しました。自己資本比率82.1％と財務基盤も強固です。次期も増収増益を見込み、配当は135円を維持する予定です。「ビジョン2030」に基づく経営戦略の推進と、人的資本経営やデジタル化への投資を継続し、さらなる成長を目指しています。
主な事業セグメント
株式会社セレコーポレーションの主な事業セグメントは、賃貸住宅事業、賃貸開発事業、賃貸経営事業です。賃貸住宅事業では東京圏でのアパート企画・設計・施工、賃貸開発事業では土地購入とアパート建築・販売、賃貸経営事業ではアパートの賃貸管理や運営受託を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は239.22億円(前期比3.5％増)、営業利益は20.18億円(前期比23.2％増)、経常利益は20.39億円(前期比23.0％増)、親会社株主に帰属する当期純利益は14.16億円(前期比27.6％増)となりました。賃貸住宅事業の売上高が18.5％増加し、セグメント利益も61.6％増加しました。一方、賃貸開発事業の売上高は7.7％減少しましたが、利益率の改善により計画を上回るセグメント利益となりました。
貸借対照表の変化
当連結会計年度末の総資産は248.73億円(前期末比2.9％増)、純資産は204.18億円(前期末比5.1％増)となりました。流動資産は220.36億円(前期末比3.4％増)で、主に現金及び預金が8.2億円増加しました。固定資産は28.37億円(前期末比1.2％減)でした。自己資本比率は82.1％(前期末比1.7ポイント増)と高水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは15.25億円の獲得(前期比64.9％減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは9,900万円の使用(前期比70.8％減)、財務活動によるキャッシュ・フローは6.05億円の使用(前期比25.7％増)となりました。これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は185.61億円(前期末比4.6％増)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年2月期の連結業績予想は、売上高258.88億円(前期比8.2％増)、営業利益22.58億円(前期比11.9％増)、経常利益22.6億円(前期比10.8％増)、親会社株主に帰属する当期純利益15.27億円(前期比7.8％増)と増収増益を見込んでいます。賃貸住宅事業では「My Style vintage」ブランドの販売強化、賃貸開発事業では商品力強化、賃貸経営事業では管理戸数増加を目指しています。
株主還元
当期の1株当たり配当金は135円(前期比30円増)、配当性向は32.3％となりました。次期の1株当たり配当金は135円(据え置き)、配当性向は30.0％を予定しています。
注意事項
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