2025年３月期 決算短信の要約
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株式会社ヴィスの2025年3月期決算は、売上高162.53億円（前年同期比12.9％増）、営業利益19.15億円（同25.7％増）と大幅な増収増益を達成しました。主力のブランディング事業が好調で、データソリューション・プレイスソリューション事業も高成長しています。自己資本比率が64.1％に上昇し、財務基盤も強化されています。次期も増収を見込んでおり、働き方の多様化を背景に持続的な成長が期待されます。
主な事業セグメント
ブランディング事業では、オフィスデザイン・ウェブデザイン・グラフィックデザインをワンストップで提供しています。データソリューション・プレイスソリューション事業では、ワークプレイス構築DXツールや組織改善サーベイを提供し、フレキシブルオフィスの運営も行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の経営成績は、売上高162.53億円（前年同期比12.9％増）、営業利益19.15億円（同25.7％増）、経常利益19.1億円（同26.8％増）、親会社株主に帰属する当期純利益13.57億円（同37.0％増）となりました。ブランディング事業の売上高は156.06億円（前年同期比13.0％増）、セグメント利益は19.06億円（同18.8％増）、データソリューション・プレイスソリューション事業の売上高は6.47億円（前年同期比9.7％増）、セグメント利益は1.27億円（同149.6％増）と、両事業とも成長しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比9.24億円増の107.96億円となりました。流動資産は6.43億円増加し74.87億円、固定資産は2.81億円増加し33.09億円となりました。負債は1.66億円減少し38.6億円、純資産は10.9億円増加し69.36億円となりました。自己資本比率は前期末の59.1％から64.1％に上昇し、財務基盤が強化されています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは15.6億円の収入となり、主に税金等調整前当期純利益19.1億円によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは3.27億円の支出となり、主に投資有価証券の取得や敷金・保証金の差入によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは2.82億円の支出となり、主に配当金の支払いによるものです。結果として、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比9.49億円増の59.71億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高172億円（前年同期比5.8％増）、営業利益19.22億円（同0.3％増）、経常利益19.11億円（同0.0％増）、親会社株主に帰属する当期純利益12.62億円（同7.0％減）を見込んでいます。働き方の多様化が進む中、ワークプレイスの適正化と従業員エンゲージメント向上を目指す企業の増加を背景に、事業拡大と経営基盤強化による持続的成長を目指しています。
株主還元
当期の1株当たり配当金は49円（前期36円）、配当総額は4.09億円（前期2.98億円）となりました。次期の1株当たり配当金は49円を予定しており、配当性向は32.5％を見込んでいます。
注意事項
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