2025年11月期 第１四半期決算短信の要約
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北興化学工業の第1四半期は、農薬事業の好調により増収増益となりました。売上高153.53億円（前年同期比6.6%増）、営業利益18.97億円（同5.3%増）を達成。ただし、ファインケミカル事業では中国子会社の主力品目の価格競争激化が課題です。通期予想は売上高・利益ともに成長を見込み、増配も予定しています。
主な事業セグメント
北興化学工業株式会社の主な事業セグメントは、農薬事業、ファインケミカル事業、繊維資材事業です。農薬事業が主力で、ファインケミカル事業も重要な位置を占めています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期の業績は、売上高が153.53億円（前年同期比6.6%増）、営業利益が18.97億円（同5.3%増）、経常利益が20.36億円（同1.4%増）、親会社株主に帰属する四半期純利益が14.15億円（同7.3%増）となりました。農薬事業の売上高増加が主因で、全体的に増収増益となっています。ただし、ファインケミカル事業では中国子会社の主力品目の価格競争の影響等により、営業利益が減少しています。
貸借対照表の変化
資産合計は700.81億円（前期末比7.3%増）、負債合計は207.34億円（同8.4%増）、純資産合計は493.47億円（同6.8%増）となりました。主な変動として、受取手形、売掛金及び契約資産が増加し、現金及び預金が減少しています。自己資本比率は70.4%と、前期末から0.3ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は4.04億円（前年同期4.25億円）、のれんの償却額は1,000万円（前年同期同額）となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年11月期の通期連結業績予想は、売上高475億円（前期比2.8%増）、営業利益47.5億円（同4.6%増）、経常利益57億円（同0.2%増）、親会社株主に帰属する当期純利益38.5億円（同3.9%減）を見込んでいます。この予想は前回公表から変更されていません。
株主還元
2025年11月期の配当予想は、中間配当20円、期末配当20円の年間40円となっています。これは前期の年間32円から増配の予定です。
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