2025年12月期第1四半期決算短信の要約
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アース製薬の2025年第1四半期は、虫ケア用品の好調や総合環境衛生事業の成長により、売上高447億8,200万円(前年同期比6.5%増)、営業利益62億6,900万円(同25.9%増)と増収増益を達成しました。株式会社プロトリーフの連結子会社化や海外展開の強化など、成長戦略も着実に進展しています。
主な事業セグメント
アース製薬株式会社の主な事業セグメントは、家庭用品事業と総合環境衛生事業です。家庭用品事業では虫ケア用品、入浴剤、口腔衛生用品などを展開し、総合環境衛生事業では食品・医薬品関連工場向けに衛生管理サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年第1四半期の連結業績は、売上高447億8,200万円(前年同期比6.5%増)、営業利益62億6,900万円(同25.9%増)、経常利益61億5,900万円(同19.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益46億7,800万円(同32.5%増)と増収増益となりました。虫ケア用品の好調な出荷や総合環境衛生事業の契約件数・金額増加が寄与し、広告宣伝費の使用時期後ずれや販管費の効率化も利益を押し上げました。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が前期末比9.5%増の1,485億8,700万円となりました。主に売上債権と棚卸資産が増加しています。負債は前期末比19.2%増の727億2,000万円となり、仕入債務や短期借入金、賞与引当金が増加しました。純資産は前期末比1.6%増の758億6,700万円となりました。自己資本比率は前期末から3.6ポイント低下し47.2%となっています。
キャッシュフローの変化
キャッシュフロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は10億8,800万円(前年同期10億6,800万円)、のれん償却額は3,100万円(同3,400万円)となっています。また、株式会社プロトリーフの株式追加取得に伴う支出があったことが推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期連結業績予想は、売上高1,750億円(前期比3.4%増)、営業利益65億円(同1.2%増)、経常利益71億円(同3.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益43億円(同23.7%増)を見込んでいます。第1四半期の好調な実績にもかかわらず、業績予想は据え置かれています。
株主還元
2025年12月期の1株当たり配当金は、前期と同額の年間120円を予定しています。第2四半期末の配当は実施せず、期末配当のみとなる見込みです。
注意事項
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