2025年９月期第１四半期決算短信の要約
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新日本製薬の2025年9月期第1四半期は、主力ブランドの好調や新商品の寄与により増収増益を達成しました。売上高104.71億円(前年同期比5.3％増)、営業利益15.29億円(同31.1％増)と、利益率も大幅に改善しています。通期予想に対しても順調な進捗を見せており、今後の成長が期待されます。
主な事業セグメント
新日本製薬株式会社は、化粧品とヘルスケア商品の通信販売、卸販売、海外販売を主な事業としています。主力ブランドには「PERFECT ONE」や「PERFECT ONE FOCUS」などがあり、国内外で展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年9月期第1四半期の連結業績は、売上高104.71億円(前年同期比5.3％増)、営業利益15.29億円(同31.1％増)、経常利益15.53億円(同32.6％増)、親会社株主に帰属する四半期純利益10.36億円(同32.3％増)となりました。主力ブランド「PERFECT ONE」の国内売上高は想定通りに進捗し、「PERFECT ONE FOCUS」は大きく増収しました。ヘルスケア部門も高い成長率を継続しています。卸販売では、ドラッグストアでの展開店舗数が増加し、インバウンド需要も拡大しました。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比4.6％減の259.76億円となりました。主な変動は、棚卸資産が5.26億円増加した一方、現金及び預金が7.7億円、売掛金が8.19億円減少したことです。負債は6.3％減の50.87億円、純資産は4.1％減の208.88億円となりました。自己資本比率は80.3％と、前連結会計年度末の79.8％から0.5ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が7.7億円減少しています。営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純利益10.36億円の計上があった一方、売上債権の減少や仕入債務の増加などがあったと推測されます。投資活動では大きな変動は見られず、財務活動では自己株式の取得8.81億円が主な支出となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年9月期の通期連結業績予想は、売上高420億円(前期比4.9％増)、営業利益45億円(同7.7％増)、経常利益45.2億円(同10.2％増)、親会社株主に帰属する当期純利益31億円(同10.9％増)を見込んでいます。第1四半期の実績は、売上高で通期予想の24.9％、営業利益で34.0％を達成しており、順調な滑り出しとなっています。
株主還元
2025年9月期の年間配当金は1株当たり52円00銭を予定しており、前期の45円00銭から7円00銭の増配となる見通しです。前期の配当には記念配当10円00銭が含まれていたことを考慮すると、実質的には17円00銭の増配となります。
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