2026年3月期 決算短信の要約
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コタ株式会社の2026年3月期は、主力のトイレタリー製品が牽引し28期連続増収を達成しました。売上高は前期比2.4%増の96億円、営業利益は8.9%増の20億円、当期純利益は10.1%増の14億円と全利益段階で増益となりました。一方、翌期は人件費やセキュリティ投資増加により減益が見込まれています。
主な事業セグメント
コタ株式会社は、美容室向けの頭髪用化粧品および医薬部外品の製造・販売を行う単一セグメントの企業です。主力ブランド「コタ アイ ケア」を中心としたトイレタリー製品の店販戦略と、独自の経営コンサルティング(旬報店システム)を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2026年3月期は28期連続増収(過去最高)を達成しました。売上高は前期比2.4%増の96億円、営業利益は8.9%増の20億円、経常利益は12.6%増の21億円、当期純利益は10.1%増の14億円となり、増収増益を実現しています。主力のトイレタリー製品が好調に推移した一方、3月末に発生したランサムウェア感染によるシステム障害の対応費用として特別損失2,700万円が計上されましたが、業績への影響は限定的でした。また、販売費及び一般管理費はシステム障害による営業イベント中止等の影響で前期を下回り、利益率の改善に寄与しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比6.5%増の158億円となりました。現金及び預金が17.1%増加し、ソフトウェア仮勘定が121.4%増加しています。一方、退職給付引当金は68.5%減少しました。純資産は7.8%増の121億円、自己資本比率は76.3%(前期75.3%)となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは17億円の収入となり、前期の10億円から大幅に増加しました。投資活動は8億円の支出で前期の4億円から増加し、定期預金の預入超過が主因です。財務活動は6億円の支出となり、前期の11億円から減少しました。前期は自己株式取得が多額でしたが、当期は配当金支払い6億円が主な支出となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期の業績予想は、売上高が前期比5.5%増の101億円を見込む一方、営業利益は8.3%減の18億円、経常利益は6.5%減の19億円、当期純利益は9.9%減の13億円と減益が予想されています。人材獲得・育成や給与水準引上げ、サイバーセキュリティ強化費用等の販売費及び一般管理費の増加が主な要因として挙げられています。
株主還元
2026年3月期の年間配当金は1株当たり20円(期末一括)で、配当総額は6億円、配当性向は38.7%でした。2027年3月期の配当予想も1株当たり20円(期末一括)が予定されており、配当性向は45.1%の見込みです。なお、2026年4月1日付で1株につき1.05株の株式分割が実施されています。
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