2025年12月期 第１四半期決算短信の要約
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ノイルイミューン・バイオテックは、PRIME技術を用いた遺伝子改変免疫細胞療法の研究開発に注力しています。当第1四半期は事業収益214.2万円、四半期純損失2.4億円を計上しました。NIB103の臨床試験開始に向けた準備が進行中で、2025年上半期中の治験届提出を目指しています。
主な事業セグメント
ノイルイミューン・バイオテック株式会社は、PRIME技術を用いた固形がんに対するCAR-TやTCR-Tなどの遺伝子改変免疫細胞療法の研究開発に取り組んでいます。がん免疫療法創薬事業の単一セグメントで事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期累計期間の事業収益は214.2万円（前年同期比17.2%減少）となりました。一方で開発の継続により、営業損失は2.42億円（前年同期は3.39億円の損失）、経常損失は2.39億円（前年同期は3.4億円の損失）、四半期純損失は2.4億円（前年同期は3.4億円の損失）となりました。損失額は前年同期と比較して減少しており、経費削減の効果が見られます。
貸借対照表の変化
総資産は45.82億円（前事業年度末比2.19億円減少）となりました。主な要因は現金及び預金の2.05億円の減少です。負債は9,631.6万円（前事業年度末比2,164万円増加）となり、主に未払金と未払費用の増加によるものです。純資産は44.85億円（前事業年度末比2.4億円減少）となり、主に四半期純損失の計上による利益剰余金の減少が要因です。
キャッシュフローの変化
四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていないため、詳細な分析はできません。ただし、貸借対照表から現金及び預金が2.05億円減少していることが分かります。これは主に事業活動による支出が収入を上回ったことを示唆しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
当社の事業特性上、業績に与える未確定要素が多く、適正かつ合理的な数値の算出が困難なため、通期の業績予想は開示されていません。NIB103の新たな第Ⅰ相臨床試験の開始を最優先事項とし、2025年上半期中の治験届提出を目指しています。また、NIB104やNIB105の早期臨床ステージ移行にも取り組んでいます。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありません。研究開発段階の企業であり、現時点では配当を実施していない可能性が高いと推測されます。
注意事項
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