2025年3月期 決算短信の要約
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あすか製薬ホールディングスの2025年3月期は、売上高が641.39億円(前年同期比2.1%増)と増収となりましたが、研究開発費の増加等により営業利益は53.31億円(同18.0%減)と減益となりました。次期はベトナム製薬企業の連結子会社化により売上高750億円(同16.9%増)、営業利益68億円(同27.5%増)を見込んでいます。
主な事業セグメント
あすか製薬ホールディングスの主な事業セグメントは、医薬品事業、アニマルヘルス事業、海外事業です。医薬品事業では主に医療用医薬品を製造・販売し、アニマルヘルス事業では動物用医薬品や飼料添加物等を扱っています。海外事業は新たに追加されたセグメントです。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が641.39億円(前年同期比2.1%増)となりました。一方、営業利益は53.31億円(同18.0%減)、経常利益は51.07億円(同21.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は51.01億円(同32.4%減)と減益となりました。売上高は産婦人科領域製品等の伸長により増収となりましたが、研究開発費の増加等により各利益は減益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比97.89億円増の1,005.34億円となりました。主な増加要因は建設仮勘定とのれんの増加です。負債は25.23億円増の313.39億円、純資産は72.65億円増の691.95億円となりました。自己資本比率は3.2ポイント低下し65.0%となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは24.85億円の収入(前年同期は14.86億円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは61.24億円の支出(前年同期は17.06億円の収入)となり、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは29.56億円の支出(前年同期は39.43億円の支出)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高750億円(前年同期比16.9%増)、営業利益68億円(同27.5%増)、経常利益68億円(同33.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益52億円(同1.9%増)を見込んでいます。ベトナム製薬企業の連結子会社化に伴う業績寄与等により増収増益を予想しています。
株主還元
当期の年間配当金は1株当たり55円(中間配当25円、期末配当30円)とする予定です。次期の配当予想は年間55円(中間配当27円、期末配当28円)を予定しています。連結配当性向30%を目安とする方針に基づいています。
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