2025年５月期 第３四半期決算短信の要約
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日本エンタープライズ株式会社の2025年5月期第3四半期決算は、売上高32億6,300万円(前年同期比5.3%減)、営業利益3,500万円(同81.9%減)と減収減益となりました。システム開発サービスの減少や広告宣伝費の増加が影響し、通期業績予想も下方修正されています。一方で自己資本比率は84.1%と高水準を維持しており、財務基盤は安定しています。
主な事業セグメント
日本エンタープライズ株式会社の主な事業セグメントは、クリエーション事業とソリューション事業です。クリエーション事業では自社保有の権利や資産を活用したサービスを提供し、ソリューション事業では法人向けシステムの受託開発・運用を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は32億6,300万円(前年同期比5.3%減)、営業利益は3,500万円(同81.9%減)、経常利益は5,200万円(同75.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は0円(同99.8%減)となりました。クリエーション事業の売上高は12億9,500万円(同0.5%増)、ソリューション事業は19億6,700万円(同8.7%減)でした。減収減益の主な要因は、システム開発サービスやビジネスサポートサービスの減少、定額制コンテンツの運営管理費増加、広告宣伝費の積極投下などです。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比3億3,100万円減の56億2,000万円となりました。主な変動は、流動資産が7億6,000万円減の45億4,500万円、固定資産が4億2,800万円増の10億7,400万円です。負債は1億4,700万円減の7億3,500万円、純資産は1億8,300万円減の48億8,400万円となりました。自己資本比率は84.1%と、前連結会計年度末の82.6%から1.5ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前連結会計年度末から7億5,300万円減少し36億7,000万円となっています。減価償却費は8,400万円(前年同期7,800万円)でした。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年5月期の通期連結業績予想は、売上高45億1,000万円(前期比4.0%減)、営業利益6,500万円(同75.4%減)、経常利益8,500万円(同69.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,500万円(同92.8%減)に下方修正されました。
株主還元
2025年5月期の1株当たり配当金予想は、前期と同額の3円00銭となっています。
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