2025年３月期 決算短信の要約
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ビジネスエンジニアリング株式会社の2025年3月期連結業績は、製造業のDXニーズを背景に売上高207.76億円(前期比6.6%増)、営業利益46.76億円(同20.4%増)と過去最高を更新しました。自己資本比率は72.5%に上昇し、財務基盤も強化されています。2026年3月期も増収増益を見込んでおり、さらなる成長が期待されます。
主な事業セグメント
ビジネスエンジニアリング株式会社は、主に製造業向けの情報システム設計・開発・導入支援を行う情報サービス企業です。ソリューション事業、プロダクト事業、システムサポート事業の3つのセグメントで事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高207.76億円(前期比6.6%増)、営業利益46.76億円(同20.4%増)、経常利益46.79億円(同20.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益33.3億円(同26.8%増)となり、過去最高を更新しました。製造業のDXニーズを背景に、ソリューション事業の受注・売上増加とプロダクト事業のライセンス販売増加が業績を牽引しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比17.4%増の184.51億円となりました。主な増加要因は、現金及び預金の増加9.65億円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加7.5億円です。純資産は前期末比22.2%増の133.84億円となり、自己資本比率は72.5%に上昇しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは35.22億円の収入となり、前期比3,000万円の減少となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは14.76億円の支出となり、前期比3.48億円の支出増となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは10.65億円の支出となり、前期比6,100万円の支出増となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高220億円(前期比5.9%増)、営業利益52億円(同11.2%増)、経常利益52億円(同11.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益37億円(同11.1%増)と増収増益を見込んでいます。製造業のDXニーズは依然として高く、戦略的な情報化投資は継続すると予想されています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり100円(中間配当42円、期末配当58円)となる予定です。これにより10期連続増配、過去最高となります。2026年3月期の配当予想は年間156円(中間配当78円、期末配当78円)と、さらなる増配を計画しています。
注意事項
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