2025年６月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社CIJの2025年6月期第3四半期決算は、売上高201.2億円(前年同期比5.0％増)、営業利益16.96億円(同8.1％増)と増収増益を達成しました。製造分野やエネルギー分野の堅調な受注に加え、M&Aによる事業拡大が寄与し、人的投資を行いながらも利益を伸ばしています。通期予想は据え置かれ、増配も予定されています。
主な事業セグメント
株式会社CIJは、システム開発及びシステム開発に関連するサービスを主な事業としています。主な売上品目は、システム開発、コンサルテーション及び調査研究、システム/パッケージ・インテグレーション・サービス、その他に分類されます。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高201.2億円(前年同期比5.0％増)、営業利益16.96億円(同8.1％増)、経常利益17.11億円(同7.7％増)、親会社株主に帰属する四半期純利益11.04億円(同8.4％増)となりました。製造分野、エネルギー分野の受注が堅調に推移し、株式会社アドバンスソフトの連結子会社化も寄与しました。給与水準の引き上げや社員の待遇改善などによる人的投資、のれん償却額の増加があったものの、増収により利益も増加しています。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末比1.7％減の181.79億円となりました。主な変動は、現金及び預金の15.25億円減少、売掛金の10.32億円増加です。負債合計は2.2％減の38.99億円、純資産合計は1.6％減の142.79億円となりました。自己資本比率は78.5％と、前連結会計年度末から0.1ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前連結会計年度末比15.25億円減少しています。これは主に、売上債権の増加や自己株式の取得などによるものと推測されます。一方で、営業活動によるキャッシュ・フローは黒字を維持していると考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年6月期の通期連結業績予想は、売上高270億円(前期比4.9％増)、営業利益20.5億円(同4.3％増)、経常利益20.6億円(同3.3％増)、親会社株主に帰属する当期純利益12.8億円(同35.0％増)を見込んでいます。第3四半期までの実績を踏まえ、予想に変更はありません。
株主還元
2025年6月期の年間配当金は、第2四半期末に7円、期末に7円の合計14円を予定しています。前期の年間配当金11円から3円の増配となる見込みです。
注意事項
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