2024年12月期決算短信の要約
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GMOインターネット株式会社は2024年12月期に売上高129.97億円（前年同期比12.8％減）、営業利益1.39億円を計上しました。広告需要縮小の影響を受けましたが、自社商材拡販や効率化で営業利益は改善しました。2025年1月にGMOインターネットグループ株式会社から事業承継を行い、2025年12月期は売上高750億円、営業利益80億円を見込んでいます。
主な事業セグメント
GMOインターネット株式会社の主な事業セグメントは、インターネット広告・メディア事業とインターネットインフラ事業です。インターネット広告・メディア事業では広告代理やWEBマーケティング、メディア運営を行い、インターネットインフラ事業ではドメイン、クラウド・ホスティング、インターネット接続サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2024年12月期の経営成績は、売上高が129.97億円（前年同期比12.8％減）、営業利益1.39億円（前年同期は2,500万円の損失）、経常利益1.51億円（前年同期比15.7％減）となりました。一部業種での広告需要縮小により取扱高が減少しましたが、自社商材の拡販や営業体制の効率化により営業利益は増益となりました。ただし、企業再編関連費用2.57億円の計上により、親会社株主に帰属する当期純損失は400万円となりました。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が103.56億円（前期末比4.5％減）となりました。主な変動として、流動資産その他が2.07億円減少し2.48億円に、現金及び預金が1.6億円減少し40.24億円になりました。負債合計は51.09億円（前期末比8.8％減）となり、買掛金が3.75億円減少し33.14億円に、流動負債その他が2.34億円減少し6.96億円になりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは600万円の増加（前期は9.12億円の減少）となりました。主な要因は法人税等の還付額2.26億円、減価償却費1.51億円、税金等調整前当期純利益1.13億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは1.44億円の減少（前期は6,800万円の減少）となり、主に関係会社預け金の預入による支出9億円、投資有価証券の取得による支出9,000万円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想は、売上高750億円（前期比477.0％増）、営業利益80億円、経常利益78億円、親会社株主に帰属する当期純利益50億円を見込んでいます。この大幅な増加は、GMOインターネットグループ株式会社からのインターネットインフラ事業およびインターネット広告・メディア事業の承継によるものです。
株主還元
2024年12月期の年間配当は1株当たり6円90銭を予定しています。2025年12月期は、配当性向を65％に引き上げ、四半期配当を実施する予定です。年間配当は1株当たり18円20銭（通常配当11円83銭、記念配当6円37銭）を予想しています。
注意事項
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