2025年5月期第3四半期決算短信の要約
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日本オラクル株式会社の2025年5月期第3四半期累計期間は、クラウドサービスの成長に牽引され、売上高1,928.92億円（前年同期比9.1％増）、営業利益642.19億円（同11.3％増）と好調な業績を達成しました。特にOracle Cloud Infrastructureの需要が強く、今後も成長が期待されます。
主な事業セグメント
日本オラクル株式会社の主な事業セグメントは、クラウド＆ライセンス、ハードウェア・システムズ、サービスです。クラウド＆ライセンスが売上高の84.5%を占め、主力事業となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年5月期第3四半期累計期間の業績は、売上高1,928.92億円（前年同期比9.1％増）、営業利益642.19億円（同11.3％増）、経常利益647.52億円（同11.7％増）、四半期純利益448.57億円（同11.6％増）となりました。クラウドサービスの売上が26.5%増加し、全体の成長を牽引しています。特にOracle Cloud Infrastructure (OCI)の需要が強く、東京および大阪データセンターの利用量が順調に増加しています。
貸借対照表の変化
総資産は2,718.15億円（前期末比20.1%減）、純資産は1,477.68億円（同23.0%減）となりました。自己資本比率は54.3%（前期末比2.1ポイント減）です。主な変動要因は、関係会社貸付金の固定資産から流動資産への振替（1,100億円）と、配当金の支払いによる利益剰余金の減少（864.6億円）です。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は261.25億円（前期末比71.6%減）となっています。これは主に配当金の支払いによるものと推測されます。一方で、関係会社短期貸付金が1,100億円増加しており、資金運用方法の変更が見られます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年5月期通期の業績予想は、売上高の対前期増減率が5.0%～9.0%、1株当たり当期純利益が445円～460円のレンジで開示されています。具体的な数値目標は示されていませんが、クラウドサービスの成長が継続すると予想されています。
株主還元
2024年5月期の1株当たり配当金は674円（うち普通配当174円、特別配当500円）でした。2025年5月期の配当予想は未定となっています。
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