2025年３月期 決算短信の要約
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株式会社IDホールディングスは、ITインフラやDX関連ビジネスの拡大により、売上高362億7,400万円（前年同期比11.0％増）、営業利益37億8,000万円（同36.5％増）と4期連続で増収増益を達成しました。高付加価値サービスの提供や受注単価の見直しにより、売上総利益率は前期比2.0ポイント改善し23.9％となっています。今後も新中期経営計画に基づき、さらなる成長と収益性向上を目指します。
主な事業セグメント
株式会社IDホールディングスは、システムマネジメント、ソフトウェア開発、ITインフラ、サイバーセキュリティ・コンサルティング・教育などの情報サービス事業を主な事業セグメントとしています。特にITインフラやサイバーセキュリティ分野に注力し、高付加価値サービスの提供を目指しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は362億7,400万円（前年同期比11.0％増）、営業利益は37億8,000万円（同36.5％増）、経常利益は38億6,200万円（同35.0％増）、親会社株主に帰属する当期純利益は23億8,900万円（同34.5％増）となりました。全てのサービスが堅調に推移し、特にITインフラ分野が47.6％増と大きく成長しました。利益率の高いDX関連ビジネスの拡大や、受注単価の見直しなどが増益に寄与しています。
貸借対照表の変化
資産は前連結会計年度末比12.1％増の224億9,000万円となりました。主な要因は投資有価証券の増加22億600万円（89.8％増）と売掛金の増加8億7,200万円（14.5％増）です。負債は前期末比10.2％増の88億7,400万円、純資産は前期末比13.4％増の136億1,500万円となりました。自己資本比率は60.3％と、前期末から0.7ポイント改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは35億5,700万円の収入（前年同期比150.1％増）となりました。主な要因は税金等調整前当期純利益38億3,700万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは22億7,900万円の支出（前年同期は2億3,300万円の支出）となり、主に投資有価証券の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは15億900万円の支出（前年同期比249.0％増）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高385億円（当年度比6.1％増）、営業利益40億円（同5.8％増）、経常利益40億1,000万円（同3.8％増）、親会社株主に帰属する当期純利益24億1,000万円（同0.8％増）を計画しています。新中期経営計画「Next 50 Episode Ⅲ "JUMP!!!"」のもと、高収益モデルへのシフトとカルチャーの革新を目指し、さらなる成長を見込んでいます。
株主還元
当期の年間配当は1株当たり70円（中間配当25円、期末配当45円）を予定しています。これには創立55周年記念配当5円が含まれています。次期の配当予想は、中間配当35円、期末配当35円の年間70円を予定しています。
注意事項
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