2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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株式会社菱友システムズの2025年3月期第3四半期決算は、売上高274億8,000万円（前年同期比10.4％増）、営業利益33億1,300万円（同39.1％増）と大幅な増収増益となりました。システム開発や解析・設計関連の安定的な受注に加え、ソフトウェアライセンスの販売が好調でした。通期予想も上方修正され、増配も予定されています。
主な事業セグメント
株式会社菱友システムズは、情報サービス産業に属し、システム開発、解析・設計関連を中心に事業を展開しています。主な事業セグメントは情報サービスの単一セグメントです。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期連結累計期間の経営成績は、売上高が274億8,000万円（前年同期比10.4％増）となりました。利益面では、営業利益33億1,300万円（前年同期比39.1％増）、経常利益33億4,100万円（前年同期比39.5％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益22億1,900万円（前年同期比43.1％増）と大幅な増収増益となりました。システム開発や解析・設計関連の安定的な受注に加え、ソフトウェアライセンスの仕入販売取引が大きく伸長したことが主な要因です。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末比0.3％減の267億5,500万円となりました。主な変動として、受取手形、売掛金及び契約資産が17.9％減少しました。負債合計は前連結会計年度末比17.0％減の71億9,500万円となり、未払費用の42.1％減少が主な要因です。純資産合計は前連結会計年度末比7.7％増の195億6,000万円となり、利益剰余金の8.6％増加が主な要因です。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は前年同期の1.19億円から2.21億円へと85.7％増加しています。これは設備投資や無形固定資産の取得が進んでいることを示唆しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想が修正されました。売上高425億円（前期比14.7％増）、営業利益46億5,000万円（同29.8％増）、経常利益47億円（同30.7％増）、親会社株主に帰属する当期純利益32億円（同32.4％増）と、大幅な増収増益が見込まれています。
株主還元
期末配当予想が修正され、増配が予定されています。具体的な配当金額は95円となっており、年間配当金は160円（前期比40円増）となる見込みです。
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