2025年３月期 決算短信の要約
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株式会社オービックは、主力の統合業務ソフトウェア「ＯＢＩＣ７シリーズ」の堅調な需要に支えられ、売上高1,212億4,000万円(前期比8.6％増)、営業利益783億7,800万円(同10.5％増)と増収増益を達成しました。特にシステムサポート事業が好調で、次期も10%程度の成長を見込んでいます。高い自己資本比率と安定したキャッシュ・フローを維持しています。
主な事業セグメント
株式会社オービックの主な事業セグメントは、システムインテグレーション事業、システムサポート事業、オフィスオートメーション事業です。システムインテグレーション事業では統合基幹業務システムを、システムサポート事業では運用支援・保守サービス等を提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の業績は、売上高1,212億4,000万円(前期比8.6％増)、営業利益783億7,800万円(同10.5％増)、経常利益897億7,000万円(同10.6％増)、親会社株主に帰属する当期純利益646億2,100万円(同11.4％増)となりました。主力の統合業務ソフトウェア「ＯＢＩＣ７シリーズ」の需要が堅調で、特にシステムサポート事業が好調でした。
貸借対照表の変化
資産合計は前期比8.3%増の5,003億7,500万円となりました。主に現金及び預金が298億2,100万円増加したことによります。負債合計は4.8%増の665億2,500万円、純資産合計は8.8%増の4,338億5,000万円となりました。自己資本比率は86.7%と高水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは627億9,400万円の収入(前期比12.5％増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは39億3,400万円の支出となり、主に有形固定資産の取得や関係会社株式の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは290億3,800万円の支出となり、主に配当金の支払によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
次期の連結業績見通しは、売上高1,334億円(前期比10.0％増)、営業利益862億円(同10.0％増)、経常利益973億円(同8.4％増)、親会社株主に帰属する当期純利益700億円(同8.3％増)を見込んでいます。引き続き緩やかな成長を予想しています。
株主還元
当期の年間配当金は、株式分割前換算で350円00銭となりました。次期の配当予想は、株式分割後で年間74円00銭(配当性向46.5%)を予定しています。
注意事項
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