2025年11月期第１四半期決算短信の要約
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川崎地質株式会社の2025年11月期第1四半期決算は、売上高21億8,900万円（前年同期比12.9％増）、営業利益5,200万円（前年同期は1,800万円の損失）と増収増益となりました。国土強靭化推進業務や防災関連等の業務に注力し、業績が改善しています。通期予想では売上高108億円（前期比13.0％増）を見込む一方、利益面では減益を予想しています。
主な事業セグメント
川崎地質株式会社は、建設工事に関連する地質調査、土質調査を中心に環境・防災・海洋調査業務等を行い、これらに関連する測量、建設計画、設計等の業務および工事を営む単一事業の企業集団です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高が21億8,900万円（前年同期比12.9％増）となりました。営業利益は5,200万円（前年同期は1,800万円の損失）、経常利益は7,100万円（前年同期は200万円の損失）、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,700万円（前年同期は1,300万円の損失）と、前年同期と比較して大幅に改善しました。受注高は16億700万円（前年同期比64.8％減）となりましたが、これは前年同期に大型案件の受注があったためで、それを除けばほぼ例年通りの水準を確保しています。
貸借対照表の変化
資産合計は100億5,600万円（前期末比2億9,000万円増）となりました。主な変動は、完成調査未収入金及び契約資産の9億8,900万円増加、現金及び預金の6億9,800万円減少です。負債合計は54億8,400万円（前期末比2億5,100万円増）で、主に短期借入金の8億円増加によるものです。純資産合計は45億7,200万円（前期末比3,900万円増）となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前期末比6億9,800万円減少し11億3,400万円となっています。また、短期借入金が8億円増加し30億2,000万円となっており、運転資金の調達が行われたことがうかがえます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年11月期の連結業績予想について、売上高108億円（前期比13.0％増）、営業利益4億円（同7.2％減）、経常利益4億7,000万円（同9.6％減）、親会社株主に帰属する当期純利益2億7,500万円（同22.1％減）を見込んでいます。第2四半期累計期間の予想も示されており、売上高の増加を見込む一方で、利益面では減益を予想しています。
株主還元
2025年11月期の配当予想は、中間配当25円、期末配当25円の年間50円となっており、前期と同額を維持する予定です。
注意事項
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