(株)環境管理センターの決算情報

環境計量証明事業及び関連業務を主な事業としています。政策コンサル、アスベスト、受託試験、工事、アセスメント、農業、放射能、土壌・地下水、廃棄物、作業環境、施設事業場、環境監視などの分野があります。

当中間連結会計期間の売上高は24億9,300万円（前年同期比29.3%増）となりました。これは主に前期に受注した工事分野の大型案件の一部が売り上がったことによるものです。一方で、営業損失は2,700万円（前年同期は200万円の営業利益）、経常損失は3,200万円（同400万円の経常損失）、親会社株主に帰属する中間純損失は7,400万円（同2,600万円の中間純損失）となりました。売上高は増加したものの、損益面では悪化しています。

総資産は61億4,500万円（前期末比9.7%増）となりました。主な増加要因は、仕掛品の4億7,800万円増加と現金及び預金の3億800万円増加です。負債は37億8,300万円（同19.3%増）となり、主に短期借入金が7億5,000万円増加しました。純資産は23億6,200万円（同2.9%減）となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは2億6,600万円の支出となりました。主な要因は棚卸資産の増加による支出4億7,700万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは5,000万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは6億2,600万円の収入となりました。この結果、現金及び現金同等物は前期末比3億800万円増加し、9億8,400万円となりました。

通期の業績予想については、2024年8月16日公表の「2024年6月期決算短信（連結）」から変更はありません。売上高60億円（前期比7.2%増）、営業利益3億1,000万円（同5.8%減）、経常利益3億円（同8.1%減）、親会社株主に帰属する当期純利益1億3,000万円（同40.5%減）を見込んでいます。

配当金の総額や次期配当予想についての具体的な記載はありませんでした。