2025年12月期 第１四半期決算短信の要約
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株式会社ミズホメディーの2025年12月期第1四半期は、新型コロナウイルス検査薬の需要減少やインフルエンザ検査薬の売上減少により、売上高26億4,900万円（前年同期比3.4％減）、営業利益11億2,200万円（同10.3％減）となりました。一方で、その他感染症項目の検査薬が好調で、今後の業績回復に期待が持てます。通期予想は売上高115億6,500万円（前期比1.2％増）を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社ミズホメディーは、体外診断用医薬品事業の単一セグメントで事業を展開しています。主に病院・開業医向けの感染症検査薬や、OTC市場向けの妊娠検査薬・排卵日検査薬を製造・販売しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年12月期第1四半期の売上高は26億4,900万円（前年同期比3.4％減）、営業利益は11億2,200万円（同10.3％減）、経常利益は10億6,400万円（同22.5％減）、四半期純利益は7億7,700万円（同19.9％減）となりました。新型コロナウイルス検査薬の売上高は15億1,100万円（同9.1％減）、インフルエンザ単独検査薬は2億7,100万円（同24.0％減）でした。一方、その他の検査薬及び機器は7億8,300万円（同23.3％増）と増収となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比2.8％減の201億4,300万円となりました。主な要因は、棚卸資産の増加3億8,200万円があったものの、売掛金の減少6億7,300万円、現金及び預金の減少2億2,800万円によるものです。負債は前期末比7.0％減の31億5,400万円、純資産は前期末比2.1％減の169億8,800万円となりました。自己資本比率は84.3％と高水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は6,500万円（前年同期5,500万円）と開示されています。現金及び預金は前期末比2億2,800万円減少し、110億1,800万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の業績予想に変更はありません。第2四半期累計期間の売上高は53億300万円（前年同期比13.6％増）、営業利益19億300万円（同3.3％増）、経常利益19億1,400万円（同8.0％減）、四半期純利益14億円（同6.0％減）を見込んでいます。通期では売上高115億6,500万円（前期比1.2％増）、営業利益44億3,200万円（同9.9％減）、経常利益44億5,000万円（同13.9％減）、当期純利益32億3,100万円（同14.4％減）を予想しています。
株主還元
2025年12月期の配当予想は、中間配当40円、期末配当45円の年間85円を予定しています。前期実績は、中間配当80円（株式分割前）、期末配当60円（株式分割後）でした。2024年7月1日付で1株を2株に分割しており、株式分割後の基準で換算した前期の年間配当金は100円相当となります。
注意事項
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