2025年12月期 第１四半期決算短信の要約
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オンコリスバイオファーマ株式会社は、主力製品OBP-301の開発を進めていますが、当第1四半期は売上高がなく、営業損失が7.85億円と前年同期比で拡大しています。資産は27.6%減少し、研究開発費は6.28億円となっています。業績予想は不確定要素が多いため非開示となっています。
主な事業セグメント
オンコリスバイオファーマ株式会社は、腫瘍溶解ウイルスOBP-301を中心とした創薬事業を展開しています。主な事業セグメントは、がん治療薬の研究開発、ライセンス活動、および製薬会社型事業モデルへの移行です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期の業績は、売上高がなく（前年同四半期も売上高なし）、営業損失が7.85億円（前年同四半期は3.79億円の損失）となりました。経常損失は8.11億円（前年同四半期は3.63億円の損失）、四半期純損失は8.12億円（前年同四半期は3.64億円の損失）と、損失が拡大しています。研究開発費は6.28億円となり、総従業員数の53.6%が研究開発部門に所属しています。
貸借対照表の変化
資産は前事業年度末比27.6%減の23.14億円となり、主に現金及び預金の減少によるものです。負債は前事業年度末比16.3%減の3.74億円で、借入金の減少が主因です。純資産は前事業年度末比29.5%減の19.41億円となり、利益剰余金の減少によるものです。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、貸借対照表から現金及び預金の大幅な減少が見られます。これは主に研究開発活動への投資や営業損失によるものと推測されます。借入金の返済も行われており、財務活動によるキャッシュ・フローにも影響を与えていると考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
業績予想については、OBP-301の販売提携契約に伴うマイルストーン収入やLINE-1阻害剤OBP-601の開発イベント達成による収入など、不確定要素が多いため開示を控えています。年次での業績管理を行っているため、第2四半期（累計）の業績予想も開示していません。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、業績の状況から配当の実施は難しい状況と推測されます。
注意事項
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