2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社中京医薬品の当第３四半期累計期間は、売上高が50.59億円（前年同期比3.0％増）と増収となりました。しかし、営業利益2.62億円（同8.4％減）、経常利益2.72億円（同9.4％減）と減益となっています。一方で、四半期純利益は1.59億円（同72.3％増）と大幅に増加しました。通期業績予想では、売上高62億円（前期比1.2％増）、営業利益1.4億円（同9.3％増）を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社中京医薬品は、家庭医薬品等販売事業（小売部門・卸売部門）と売水事業部門を主な事業セグメントとしています。家庭医薬品等販売事業では配置薬や委託販売、卸売を行い、売水事業部門ではミネラルウォーターの宅配を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期累計期間の売上高は50.59億円（前年同期比3.0％増）となりました。一方、営業利益は2.62億円（前年同期比8.4％減）、経常利益は2.72億円（前年同期比9.4％減）と減少しました。しかし、四半期純利益は1.59億円（前年同期比72.3％増）と大幅に増加しました。家庭医薬品等販売事業の売上高は45.04億円（前年同期比3.1％増）でしたが、セグメント利益は1.82億円（前年同期比15.5％減）となりました。売水事業部門は売上高5.55億円（前年同期比1.4％増）、セグメント利益8,000万円（前年同期比12.8％増）と堅調に推移しています。
貸借対照表の変化
当第３四半期会計期間末の総資産は55.8億円（前事業年度末比9.8％増）となりました。主な変動として、流動資産が5.78億円増加し、固定資産が8,000万円減少しています。負債合計は29.43億円（前事業年度末比15.0％増）となり、主に長期借入金が3.73億円増加しました。純資産は26.37億円（前事業年度末比4.5％増）となり、自己資本比率は47.3％（前事業年度末は49.6％）に低下しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前事業年度末から3.23億円増加し14.3億円となっています。営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純利益の増加などにより改善したと推測されます。投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得などにより支出が発生したと考えられます。財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の増加3.73億円などにより収入が増加したと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期業績予想は、売上高62億円（前期比1.2％増）、営業利益1.4億円（同9.3％増）、経常利益1.6億円（同8.8％増）、当期純利益5,500万円となっています。第3四半期累計期間の実績と比較すると、第4四半期に利益が減少する見込みですが、通期では増収増益を予想しています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり5円（第2四半期末2.5円、期末2.5円）が予定されています。これは前期と同額の配当維持となります。
注意事項
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