2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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東和薬品株式会社の2025年3月期第3四半期決算は、国内ジェネリック医薬品事業の好調と円安効果により、売上高1,937.37億円(前年同期比15.1%増)、営業利益186.11億円(同40.9%増)と大幅な増収増益となりました。通期予想は据え置かれていますが、年間配当は10円増配の70円に引き上げられ、株主還元の強化が図られています。
主な事業セグメント
東和薬品株式会社は、国内ジェネリック医薬品事業をコア事業としつつ、海外でも欧州及び米国市場でジェネリック医薬品事業を展開しています。また、健康関連事業の多角的な展開も行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,937.37億円(前年同期比15.1%増)、営業利益186.11億円(同40.9%増)、経常利益217.56億円(同26.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益146.24億円(同27.0%増)となりました。国内事業が好調で、海外事業も円安の影響で増収となりました。国内セグメントの売上高は1,547.13億円(同16.5%増)、セグメント利益は223.01億円(同36.6%増)と大幅に伸長しています。
貸借対照表の変化
総資産は4,590.04億円(前期末比283.51億円増)となりました。主な要因は、有形固定資産の増加122.21億円、棚卸資産の増加80.31億円、受取手形及び売掛金の増加58.01億円です。負債は2,899.81億円(同152.22億円増)、純資産は1,690.23億円(同131.29億円増)となり、自己資本比率は36.8%となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは56.95億円の収入(前年同期は16.23億円の支出)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは238.73億円の支出(前年同期比5.34億円減)、財務活動によるキャッシュ・フローは155.82億円の収入(同159.31億円減)となりました。結果として、現金及び現金同等物の残高は292.31億円(前期末比4.19億円減)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想について、2024年11月5日に公表した予想から変更はありません。売上高2,621億円(前期比15.0%増)、営業利益233億円(同32.0%増)、経常利益227億円(同7.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益150億円(同7.3%減)を見込んでいます。
株主還元
2025年3月期の配当予想を修正し、期末配当を1株当たり40円、年間配当を70円に引き上げることを発表しました。これは前期の年間配当60円から10円の増配となります。
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