2025年３月期 決算短信の要約
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株式会社コマースＯｎｅホールディングスの2025年3月期連結業績は、売上高36.93億円(前期比3.8%増)と増収となりましたが、経常利益4.23億円(同39.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益9,100万円(同77.9%減)と減益となりました。次期は新規事業展開により大幅な増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社コマースＯｎｅホールディングスは、EC事業者向けのビジネスインフラとなるECプラットフォームを提供する企業グループです。主要な事業領域は国内EC市場で、ECサイト構築支援や運営支援、バックオフィス業務効率化などのサービスを展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は36.93億円(前期比3.8%増)、営業利益は6.38億円(同0.9%減)、経常利益は4.23億円(同39.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は9,100万円(同77.9%減)となりました。売上高は堅調に推移しましたが、大規模案件のカスタマイズ複雑化による納期遅延やエンジニアコスト増加、持分法による投資損失の計上などが減益要因となりました。
貸借対照表の変化
総資産は34.71億円(前期末比10.6%減)となりました。主な変動として、現金及び預金が1.3億円増加した一方、投資有価証券が5.59億円減少しました。負債は9.48億円(同8.6%減)、純資産は25.23億円(同11.3%減)となり、自己資本比率は72.7%となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは5.32億円の収入(前期比31.6%減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは1.82億円の支出(同50.4%減)、財務活動によるキャッシュ・フローは2.13億円の支出(同30.6%減)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は18.64億円(前期末比7.5%増)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高43.87億円(前期比18.8%増)、営業利益6.65億円(同4.2%増)、経常利益6.73億円(同59.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4.85億円(同429.6%増)を見込んでいます。ECサイト運営支援事業の拡大や新規事業の展開により、増収増益を計画しています。
株主還元
当期の年間配当金は1株当たり20円(前期比18円減)となりました。次期の配当予想は、1株当たり年間21円(中間10円、期末11円)を予定しています。
注意事項
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