2025年２月期 決算短信の要約
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株式会社ビザスクの2025年2月期決算は、営業収益が97.8億円（前年同期比9.1%増）と成長を続け、営業利益も12.27億円と黒字転換を果たしました。取扱高143.43億円、登録者数70万人超と事業規模も拡大しています。ただし、次期の業績予想では増収減益を見込んでおり、今後の成長戦略と収益性の向上が注目されます。
主な事業セグメント
株式会社ビザスクは、「知見プラットフォーム事業」を展開しています。主に国内事業法人向け事業、国内ENS事業（コンサルティング・ファーム、金融機関等向け）、海外ENS事業の3つの事業領域で構成されています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の営業収益は97.8億円（前年同期比9.1%増）、営業利益12.27億円（前年同期は5,900万円の損失）、経常利益12.11億円（前年同期比978.0%増）、親会社株主に帰属する当期純利益4.77億円（前年同期は126.35億円の損失）となりました。取扱高は143.43億円に達し、登録者数は70万人を超えました。
貸借対照表の変化
総資産は75.1億円（前年同期比3.0%増）、純資産は8.65億円（前年同期比186.4%増）となりました。自己資本比率は10.6%（前年同期比7.4ポイント増）と改善しています。主な変動として、現金及び預金が2.88億円増加し、長期借入金が4.99億円減少しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは9.27億円の収入（前年同期比0.5%減）、投資活動によるキャッシュ・フローは2.69億円の支出（前年同期比5.5%減）、財務活動によるキャッシュ・フローは4.35億円の支出（前年同期比50.2%増）となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益8.12億円の計上と長期借入金の返済4.25億円です。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年2月期の通期連結業績予想は、取扱高157億円（前年同期比9.5%増）、営業収益106.67億円（同9.1%増）、調整後EBITDA 8.8億円（同15.7%減）、営業利益10.3億円（同16.1%減）、経常利益10.35億円（同14.5%減）、親会社株主に帰属する当期純利益4.8億円（同0.6%増）を見込んでいます。
株主還元
2025年2月期の配当は、普通株式、A種種類株式、B種種類株式ともに0円となっています。2026年2月期の配当予想も同様に0円となっています。
注意事項
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