2025年12月期 第1四半期決算短信の要約
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株式会社ウィルズの2025年12月期第1四半期は、売上高が8.41億円（前年同期比0.1％増）と微増となりましたが、人件費増加により営業利益は5,800万円（同43.3％減）、経常利益は5,800万円（同46.9％減）と大幅減益となりました。主力の株主管理プラットフォーム事業は堅調に推移しましたが、利益面での課題が浮き彫りとなりました。
主な事業セグメント
株式会社ウィルズの主な事業セグメントは、株主管理プラットフォーム事業と広告事業です。株主管理プラットフォーム事業では、「プレミアム優待倶楽部」「IR-navi」「サステナビリティソリューション」などのサービスを提供しています。広告事業では、自社媒体Web広告やWeb広告代理店サービスを展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高が8.41億円（前年同期比0.1％増）と微増となりました。一方、利益面では、人員増加や賃上げによる固定費増加の影響で、営業利益は5,863.7万円（同43.3％減）、経常利益は5,836万円（同46.9％減）、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,461.9万円（同49.3％減）と大幅な減益となりました。株主管理プラットフォーム事業の売上高は7.7億円（同0.2％増）、広告事業の売上高は7,384.8万円（同2.8％減）でした。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比14.5％減の36.46億円となりました。主な要因は現金及び預金の6.28億円減少です。負債は前連結会計年度末比21.1％減の16.75億円となり、買掛金や短期借入金、未払法人税等が減少しました。純資産は前連結会計年度末比7.9％減の19.71億円となり、自己資本比率は53.7％に上昇しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が6.28億円減少しています。これは主に、未払法人税等の減少1.89億円や短期借入金の減少5,748.7万円、自己株式の取得9,311万円などが要因と考えられます。営業活動や投資活動によるキャッシュ・フローの詳細は不明ですが、財務活動では自己株式取得や配当金支払いによる支出があったことが推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期連結業績予想は、売上高55.8億円（前期比10.0％増）、営業利益11.55億円（同11.6％増）、経常利益11.5億円（同10.6％増）、親会社株主に帰属する当期純利益7.5億円（同11.9％増）を見込んでいます。第1四半期の実績は減益となりましたが、通期予想は変更されていません。
株主還元
2025年12月期の配当予想は、中間配当6.5円、期末配当6.5円の年間13円となっています。前期実績の年間11円から増配が予定されています。
注意事項
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