2025年12月期 第１四半期決算短信の要約
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ベース株式会社の2025年12月期第1四半期は、SAP・ERPの移行需要やDX投資ニーズを背景に、売上高55.63億円（前年同期比16.1％増）、営業利益15.7億円（同22.9％増）と大幅な増収増益を達成しました。人材確保・育成や営業活動強化の取り組みが奏功し、受注は堅調に推移しています。通期予想に対しても順調な進捗を見せており、今後の更なる成長が期待されます。
主な事業セグメント
ベース株式会社は、ソフトウェア受託開発事業の単一セグメントで事業を展開しています。主にSAP・ERPの保守サポート期限終了による移行需要やDXを始めとしたデジタル投資のニーズに対応したサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高55.63億円（前年同期比16.1％増）、営業利益15.7億円（前年同期比22.9％増）、経常利益15.92億円（前年同期比24.3％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益11.02億円（前年同期比24.8％増）となりました。これは主に、SAP・ERPの移行需要やDX投資ニーズの高まりを背景に、受注が堅調に推移したことによるものです。また、人材確保と育成、営業活動の強化に注力し、中国子会社の事業も堅調に推移しました。
貸借対照表の変化
資産は162.64億円（前期末比8.3％減）となり、主に現金及び預金の減少によるものです。負債は26.5億円（前期末比36.3％減）となり、主に未払費用の減少によるものです。純資産は136.14億円（前期末比0.2％増）となり、利益剰余金の増加が主な要因です。自己資本比率は81.6％と前期末の74.6％から7.0ポイント上昇しました。
キャッシュフローの変化
当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前期末比11.08億円減少し105.07億円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上があったものの、賞与の支給及び配当金の支払いによるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想は、売上高230.38億円（前期比13.9％増）、営業利益62.72億円（同20.0％増）、経常利益62.72億円（同19.8％増）、親会社株主に帰属する当期純利益43.17億円（同11.5％増）を見込んでいます。第1四半期の実績は、売上高で通期予想の24.1％、営業利益で25.0％を達成しており、順調に推移しています。
株主還元
2025年12月期の年間配当金は、前期比15円増配の117円（中間配当57円、期末配当60円）を予定しています。これは、前期の実績102円（中間配当50円、期末配当52円）から14.7％の増配となります。
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