2024年12月期 決算短信の要約
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ベース株式会社は2024年12月期に過去最高の業績を達成し、売上高202.3億円（前期比8.1％増）、営業利益52.26億円（同11.2％増）を記録しました。特に大手SIer向けの売上拡大が寄与し、人材育成や営業強化の取り組みが成果を上げています。2025年12月期も二桁成長を見込み、更なる業績向上を目指しています。
主な事業セグメント
ベース株式会社は、ソフトウェア受託開発事業の単一セグメントで事業を展開しています。主に情報サービス業に属し、システム開発やSAP・ERPの導入支援などを行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2024年12月期の連結業績は、売上高202.3億円（前期比8.1％増）、営業利益52.26億円（同11.2％増）、経常利益52.36億円（同11.6％増）、親会社株主に帰属する当期純利益38.71億円（同12.8％増）となり、過去最高の売上・利益を更新しました。特に大手SIer向けの売上が拡大し、好調な結果となりました。人材確保と育成、営業活動の強化に注力し、SAP需要に対応するためのマルチタレント育成も順調に進んでいます。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比8.7％増の177.45億円となりました。主な変動として、現金及び預金が10.65億円増加し、投資有価証券が1.14億円増加しています。負債は前期末比7.6％増の41.58億円、純資産は前期末比9.1％増の135.86億円となりました。自己資本比率は74.6％と高水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは38.75億円の収入（前期比18.1％増）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは5,200万円の収入（前期は12億円の支出）、財務活動によるキャッシュ・フローは29.24億円の支出（前期比67.6％増）となりました。これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比10.1％増の116.18億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想は、売上高230.38億円（前期比13.9％増）、営業利益62.72億円（同20.0％増）、経常利益62.72億円（同19.8％増）、親会社株主に帰属する当期純利益43.17億円（同11.5％増）を見込んでいます。引き続き技術力・品質・動員力を武器に、既存顧客を中心としてオープン系システム開発とソリューション開発のバランスを図りながら事業拡大を目指します。
株主還元
2024年12月期の年間配当金は1株当たり102円（前期比10円増）、配当性向は49.3％となりました。2025年12月期の配当予想は1株当たり117円（前期比15円増）、配当性向は50.1％を予定しています。
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