2025年12月期 第1四半期決算短信の要約
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株式会社メドレーの2025年12月期第1四半期は、売上高が前年同期比36.9%増の81.4億円と大幅に伸長しました。しかし、事業拡大に向けた投資により営業損失1.21億円を計上しました。M&Aによる事業拡大を積極的に進めており、通期では増収増益を予想しています。自己株式取得も実施し、株主還元にも注力しています。
主な事業セグメント
株式会社メドレーは、人材プラットフォーム事業と医療プラットフォーム事業を主な事業セグメントとしています。人材プラットフォーム事業では人材採用システムや研修システムを、医療プラットフォーム事業では医療機関向けの各種サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高が81.4億円（前年同四半期比36.9%増）と大幅に増加しました。しかし、事業拡大に向けた投資や組織体制の見直しにより、営業損失1.21億円（前年同四半期は営業利益2.46億円）、経常利益500万円（前年同四半期比99.3%減）となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は7,500万円（前年同四半期は純利益4.66億円）と減益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は489.66億円（前期末比8.3%増）となりました。主な変動として、現金及び預金が48.44億円減少した一方、無形固定資産が69.47億円増加しました。負債は304.68億円（前期末比22.0%増）となり、主に長期借入金が36.91億円増加しました。純資産は184.98億円（前期末比8.5%減）となり、自己株式の取得により11.86億円減少しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が48.44億円減少しています。一方で、長期借入金が36.91億円増加しており、M&Aや事業投資のための資金調達が行われたと推測されます。減価償却費は2.57億円（前年同期比133.6%増）、のれんの償却額は2.66億円（前年同期比236.7%増）となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期連結業績予想は、売上高398億円（前期比35.8%増）、営業利益30億円（前期比28.9%増）、経常利益43億円（前期比5.4%増）、親会社株主に帰属する当期純利益31億円（前期比10.8%増）を見込んでいます。第1四半期の業績は減益となりましたが、通期では増収増益を予想しています。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、自己株式の取得を実施しています。2025年3月10日の取締役会決議に基づき、4月30日までに86,700株（取得価額2.48億円）を取得しました。また、今後も最大35万株（上限10億円）の自己株式取得を予定しています。
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