2024年12月期決算短信の要約
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株式会社パワーソリューションズの2024年12月期連結業績は、売上高67.48億円(前年同期比13.8%増)、営業利益5.33億円(同12.5%増)と増収増益となりました。主力事業の成長に加え、M&Aによる事業拡大が寄与しています。一方、経常利益と純利益は減益となり、今後の収益性向上が課題となっています。
主な事業セグメント
株式会社パワーソリューションズは、金融業界、特に資産運用(投信・投資顧問)セクターを主要顧客とし、DX推進・DXコンサルティングサービス及びアウトソーシングサービスを提供しています。また、RPA関連サービスやインフラエンジニアリングサービスも展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2024年12月期の連結業績は、売上高が67.48億円(前年同期比13.8%増)、営業利益が5.33億円(同12.5%増)と増収増益となりました。一方、経常利益は5.14億円(同18.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は3.36億円(同24.7%減)と減益となりました。売上高と営業利益の成長は、既存取引先からの需要拡大や新規取引獲得によるものです。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比15.0%増の56.74億円となりました。主な変動として、流動資産が7.41億円増加し、41.1億円となりました。これは主に前渡金が7.74億円増加したことによります。負債合計は前期末比12.4%増の24.09億円となり、主に契約負債が2.78億円増加しました。純資産は前期末比16.8%増の32.65億円となり、主に利益剰余金が2.95億円増加しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.25億円の支出(前年同期は7,800万円の支出)となりました。これは主に前渡金の増加7.74億円によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは7,100万円の収入(前年同期は2.1億円の支出)となり、主に無形固定資産の売却1.78億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは2.52億円の支出(前年同期は7.82億円の収入)となり、主に長期借入金の返済2.47億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想は、売上高72.95億円(前年同期比8.1%増)、営業利益5.74億円(同7.7%増)、経常利益5.93億円(同15.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3.3億円(同1.8%減)を見込んでいます。DX市場、RPA市場、資産運用業界の成長トレンドは継続されるものの、世界的な情勢不安や為替市場の円安、物価上昇など、短期的には不透明な状況が予測されています。
株主還元
2024年12月期の配当金は、第2四半期末に22円(株式分割前)、期末に11円(株式分割後)の合計33円となりました。2025年12月期の配当予想は、第2四半期末に12.5円、期末に12.5円の年間25円(株式分割後)を予定しています。
注意事項
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