2025年12月期 第１四半期決算短信の要約
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株式会社シノプスの2025年12月期第1四半期決算は、クラウドサービスの拡大により売上高が17.6％増の4.54億円となり、営業利益は438.0％増の4,300万円と大幅に改善しました。ARRは18.9％増の13.85億円、クラウドサービスの有償店舗数は17.3％増の3,215店舗に拡大し、持続的な成長が見込まれます。
主な事業セグメント
株式会社シノプスは、小売業向けに需要予測・自動発注サービスを提供する企業です。主に食品スーパーや小売業全般を顧客としており、省力化・食品ロス削減・物流改善に貢献するクラウドサービスを展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期累計期間の売上高は4.54億円（前年同期比17.6％増）、営業利益は4,375.3万円（同438.0％増）、経常利益は4,459.7万円（同461.5％増）、四半期純利益は3,112.4万円（同550.5％増）となりました。クラウド売上高が20.2％増加し、サポート売上高も14.0％増加しました。一方、導入支援売上高は18.6％減少しましたが、パッケージ売上高が大幅に増加しました。
貸借対照表の変化
総資産は21.24億円（前事業年度末比1.9％減）となりました。主な変動として、売掛金が4,297.6万円減少し、ソフトウエアが1,207.2万円減少しました。一方、現金及び預金が1,272.1万円増加し、ソフトウエア開発仮勘定が2,016.3万円増加しました。負債は3.78億円（同5.5％減）となり、主に買掛金と未払金の減少によるものです。純資産は17.46億円（同1.1％減）となりました。
キャッシュフローの変化
当第1四半期累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は3,045.4万円（前年同期比7.0％増）となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期通期の業績予想については、2025年2月13日に公表した予想から変更はありません。売上高21.2億円（前期比19.3％増）、営業利益3.55億円（同129.2％増）、経常利益3.56億円（同130.0％増）、当期純利益2.48億円（同129.1％増）を見込んでいます。
株主還元
2025年12月期の配当予想は、第2四半期末に8円、期末に8円の年間16円となっています。これは前期の年間配当15円から1円の増配となります。
注意事項
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